~将来の夢は~ハイチ孤児院お絵かきプロジェクト | 認定NPO法人 Future Code

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国際医療支援団体である私たちは「世界中の医療に、未来への鍵を」をコンセプトに、医療問題をベースとして教育、公衆衛生など様々な世界の問題に対し、日本人として何ができるのかを考え、その土地の人・文化を知り、平和構築を行う支援活動を続けています。


こんにちは 。

今回、ハイチへ渡航した際には、
今夏に日本へ招く3名のハイチ人医師等との準備と同時に、
ずっと心の中で温め続けてきた「ハイチ 孤児院お絵かきプロジェクト」をスタートしました。

「将来の夢は?」というテーマに、
ハイチの孤児院、4歳から19歳までの子どもたち90名と、お絵かきの時間に色とりどりの夢を描いてきました。

小さな子には、白い画用紙がとても大きかったのですが、
牧師先生の指示通りに、はじめは黒の鉛筆できれいに縁取りを書き、その後にクレヨンや、色鉛筆で思い思いの色を使い、色とりどりに描いてくれました。

とくに、驚いたことに「将来はお医者さんになりたい!!」と描いている子どもが多かったことです。

子どもたちに話を聞くと、ハイチはもともと感染症などで病気や死が自分たちの身近なことに加え、2010年のハイチ大地震で負傷し人々を、世界中から駆けつけてきた医師が助けてくれたからと話していました。

また「エンジニアになりたい!」と、TOYOTAと書かれた車を描く子も4人ほどいましたが、TOYOYAが日本製ということ、また日本という国を知っている子はいませんでした。

あと「船乗りになりたい!」とカリブ海に囲まれたハイチの立地状況で育った子どもたちならでは夢もあり、3時間半の時間は、子どもたちが白い画用紙に色とりどりにめいいっぱい描く~将来の夢~を見ながら、こちらまでワクワクと楽しい時間となりました。


2010年のハイチ地震後、生活困窮のため孤児が増え続けています。
この孤児院の子どもたちも、一見元気そうですが身体中に皮膚病、また頭皮にはカビが生えている子が目立ちました。また、小さな子のお腹は寄生虫の影響でお腹が膨れあがる子が目立ちました。


今回の絵は、日本に持ち帰ってきました。

そして、いま日本の子どもたち、そしてハイチの子どもたちの「将来の夢」を日本の皆さんに展覧し、チャリティーの一部をこの孤児院の子どもたちの食料に買えたいと思います。

ハイチのような発展途上国には、医療や、教育、社会の発展など、たくさんの課題があります。
でも、まず「生きる」こと! それは日々の生活の中で「食べる」ことが何より大切なことです。

PS,.
このプロジェクトは、本夏より、日本国内の東北、東京、神戸、九州方面にて、,.~将来の夢は~ハイチ孤児院 「お絵かきプロジェクト」を展開していく予定です。どうぞ、皆様のご支援、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。   《ボランティア 大歓迎です!》



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白い画用紙に、色とりどりのクレヨンと、色鉛筆、
それだけで、子どもたちの~将来の夢~は広がります。 これらのセットは孤児院へ寄贈しました。


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今回は、ハイチの孤児院の4歳~19歳までの子どもたちとお絵かきしました。


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「見て!見て!お花やさんになるの」と、カリブの女の子らしい、華やかな色使い。


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机に張り付いて、真剣な姿!!

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「~将来の夢は~お医者さんになるんだ!」と、描いてくてました。


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「~将来の夢は~病院をしながら、看護師さんになること!」



*ハイチの孤児院*
今回、一緒もお絵かきプロジェクトをしたのは。
「子どもたちを教育に戻す会」APRE(Action pour les enfants Retour o L`Education)です。
ハイチ人の牧師さんと、地元のボランティアで運営されている孤児院です。現在、150名の子どもが生活しています。