上町は、私の母が高校時代に暮らしていた町で、数ヶ月前、この店を偶然見つけ、お店のお姉さんが新潟の柏崎出身で、私の母の母(祖母)の出身地と偶然同じであることがわかり、驚いた。
「何人で食べるの?」と私が訊ねると、「ひとりで」と答え、明日、バレーボールの新人戦があり、すごく緊張しているので、明日の朝、ここの焼き菓子を食べて頑張ろうと思い、買いに来たことを教えてくれた。
そこで、彼女のために、たとえ緊張していても試合本番で実力を発揮しきるために、何をすればよいかをオリゲン・ヘイゲルの「弓と禅」の的(まと)の話を例にあげて教えてあげた。
そして、帰り際、「3人で一緒に写真を撮ってもいいですか?」と彼女からリクエストされ、彼女とお店のお姉さんと私の3人で写真におさまった。
そして、その直後、写真を撮った彼女のスマホを見て、お店のお姉さんが「スマホのシール、かわいいね」と言った。
彼女のスマホを見てみると、「萩の月」と書かれたシールが貼ってあった。
「それって、お菓子の萩の月」と私が訊ねると、「はい」と彼女は答え、私は驚いた。
今から25年ほど前、假屋崎省吾さんの生花と共に萩の月を撮影した写真を使い、家庭画報に「萩の月」の広告が掲載されていた。
その広告のコピーライターは、私だったのだ。
お知らせ
スポーツであれ、仕事であれ、本番が近づくと緊張してしまって、力を存分に発揮しきれなくなる人は、一度、非二元のプライベート・セッションを受けてみてください。
東京に加え、認定ファシリテーターによる横浜でのセッションも始まりました。