京都で語った人間関係の非二元性 | 非二元|目覚めを生きる

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1月13日の成人の日、京都、千本丸太町の町家カフェ「FUDAN」さんで、非二元(ノンデュアリティ )について語りました。
この日のテーマは、人間関係のストレスが、どのようなマインドのメカニズムによって起こり、どうすれば問題が消えるか、というものでした。

個人と個人の関係性であれ、国家と国家の関係性であれ、両者間に緊張状態、言い争い、戦争が起こり続ける原因は、心理学的にいうと「認知的フュージョン」によるものであることをまず解説し、具体的にどうすれば、脱フュージョンが起きるのか、それが非二元(ノンデュアリティ )のダイレクトエクスペリエンスとどう関係しているのかをお伝えしました。

具体的には、目の前の相手が「自分のことをウツだ」と認識していたとしても、それは現実ではなく、認知的フュージョンによるもので、目の前の相手をウツだと思いながらその人と接していたなら、自分もまた認知的フュージョンにはまりこみ、言語的解釈を超えた次元にある現実の計り知れない豊かさ、多様さを見失い、人間関係が固定化されて窮屈なものになることを話しました。

そして、約3時間の話が終わった時、カフェのオーナーの井本さんが、星野源の「Same Thing」という曲が、非二元について歌っているので、ぜひ、聴いてみてください、とシェアしてくださいました。

曲を聴いてみると、京都で話した内容とシンクロしていて、言語の壁、国境を越えて、反対側のない非二元性の体験の奥深さを感じる動きが広まっていることを知れて、とても嬉しく感じました。

お知らせ
京都で話した内容をお聞きになりたい方は、2月9日(日)開催の渋谷禅でも同じことをことを語りますので、東京・渋谷にお越しください。