英会話にまつわる、非現実的な思い込み | 非二元|目覚めを生きる

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私は今、56歳だが、55歳の誕生日の時点では、挨拶を交わす程度しか英語を話せなかった。

 
でも、今は、文法的に間違うことはあっても、自分が伝えたいことを、辞書なしで英語で表現できる。
 
なぜ、話せるようになったかというと、多くの日本人が信じている、ある制限的な考えを信じていなかったからだ。
 
その考えとは、「英語を話せるようになるには、できるだけ早い時期、できれば幼児期に英語の音に触れる必要がある」というものだ。
 
私がこの考えを信じていなかったのは、親戚に、何ヶ国語も話せる人がいたからだ。
 
彼は、十代の頃、比叡山の延暦寺で小僧として過ごし、大学に入ってから、インドに残っている仏教などの古い経典を研究するために、サンスクリット語を学び始めた。
その後、彼は、ドイツの大学に留学したので、ドイツ語も話せるし、フランス語も話せる。
 
そして、彼は今、京都の仏教系の大学で、教授をやっている。
 
さらに彼の息子は、小学生の頃、学校に通えずフリースクールに通っていたのに、今年の春、早稲田大学に現役合格し、今、大学でフランス語を学んでいる。
 
そして、私の息子も、中学まで区立の中学で普通に英語の授業を受け、高校に進学してから英語を話せるようになり、今、オーストラリアに留学している。
 
私の周りには、こんなふうに中学になってから学校で普通に英語を学び始め、その後、英語を話せるようになった人たちがいたので、私は「英語を話せるようになるには、幼児期からの学習が重要」という考えをまったく信じていなかった。
 
事実、東京には、大人になってからでも、たった2日間の合宿に参加するだけで、誰もが英語を話し出せるようになるスクールが存在する。
 
私は、その合宿に参加したことはないのだが、そこでどんなトレーニングが行われているのかを知り、オンライン英会話を使って、同じトレーニングを行ってみると、これがやみつきになるほど面白くて、毎日、25分のレッスンだけで、あれよあれよと言う間に、私も英語を話せるようになった。
 
そして、今も毎日レッスンを受け続けているのだが、やればやるほど思い出すのは、1歳か2歳の頃、それまでまったく言葉を発せなかった自分が、日に日に言葉を話せるようになってきたときに感じていた、あの嬉しい感覚だ。
 
新しい言葉を学び出すのに、「遅すぎる」ということはあり得ない。
 
「しゃべれるようになりたい」
そう思った時がその人にとってのベストタイミングだと私は思う。
 
追伸
そうは言っても、いきなりオンライン英会話を受けるには、ハードルが高すぎる。
抵抗を感じる。
そう感じている方は、オンライン英会話を受ける前段階として、スマホのアプリを使って英会話に必要な基礎的なフレーズを使いこなせるようになる下記の講座に参加してみてください。