「意識が高まれば、宇宙とつながり一体になれる」と、彼は思っていた。
そこで、まず、
意識に高い、低いのレベルがあるかどうか。
今、仮に意識が低いレベルにあるなら、意識が高まる可能性があるのは未来ということになっているけれど、その未来は存在するかどうかを確かめていった。
すると、意識は既に覚醒していること。
未来は存在せず、今があるだけであることが、あっという間に明らかになった。
また、経営者である限り、常に正しい決断、選択を迫られているが、選択については、どう考えれば良いのか?という質問が出た。
選択や自由意志というものが存在しないことを概念的に伝えても、哲学問答のようになってしまうので、実際に歩いている最中に、右の道に進むか、左の道に進むかを自分で選択しているように思い込んでいるけれど、現実には、一切、選択などありえず、一通りの現実を経験しているだけであることを明らかにしていった。
現実(リアリティ)とは何なのかが明確になるまで、人は、自分が選択したと思い込んでいる決断とその結果に、重い責任を感じ、後悔と重圧を積み重ねていく。
しかし、選択の余地など一切ない現実が見えた瞬間、人はこうつぶやく。
これがわかると、ものすごくラクになりますね。
選択があるというストーリーからの解放。
この解放が起こるまで、人は選択があり、選択しなければいけないというストーリーの中で、日々、悩み続ける。
お知らせ
大阪での非二元のセッションは明日5日までで、6日以降は、東京でセッションを行います。