今回のトークのテーマは、「アシュターヴァクラ・ギーター」です。
この叙事詩には、こんな一節があります。
あなたは一なるもの
純粋な気づきだ
それを知りなさい
この確信の炎で
無知の森林を焼き尽くしなさい
悲しみからあなた自身を解き放ち
幸せでありなさい!
この一節が示している通り、本来のあなたは「一なるもの」「純粋な気づき」であり、全体性から分離して存在している個人ではありません。
私とは個人で、何が起こるかわからないこの世界の中で、一人、孤軍奮闘しながら生きなければならない。
もし、そう思っているなら、それこそが、焼き払われるべき、無知の森林です。
生きることに苦しみを感じているなら、その苦しみは「一なるもの=全体性」から「自分」が分離しているという思い込みから生じています。
もし、苦しみを乗り越えようとするなら、分離の思い込みはますます強化されてしまいます。
苦しみは、あなたの人生に立ちはだかる障害ではありません。
それは、一なる生から、あなたが分離していることを指し示してくれているポインターです。
苦しみは、一なるものに戻ることを教えてくれている教師であり、恩寵です。
そして、本当の私に戻るのに、時間は必要ありません。
なぜなら、本当のあなたはあなたのまま、永遠に変わらない絶対的な存在だからです。
一なるものの存在に、ただ気づくだけで、人生との格闘は終わります。
人生と私との分離は消え、平和が訪れます。
10月1日のノンデュアリティ・トークでは、アシュターヴァクラ・ギーターに記された叙事詩のいくつかを私が朗読しながら、年月をかけて探究しなくても、一なるものの完全性が既にここにあることに気づけるようガイドしていきます。
苦しみを乗り越えようとすることに疲れたなら、それは方向転換することを教えてくれています。
あなたは、世界や人生と闘わなくてはならない個人ではなく、全てを受容している一なる気づき、愛そのものです。
この事実は、理解によってもたらされるものではなく、理解以前にあるものです。
それを確認しあえる半日にしたいと思います。