自民党の支持率が落ちても、小泉進次郎議員の人気は落ちない。
政党の支持率が落ちても、彼のファンが減らないのは、なぜか?
イケメンだから!
それも人気の理由の一つではあるだろうけど、イケメン議員でも、彼ほど注目されていない議員は、他にもたくさんいる。
演説(スピーチ)がうまいから!
それも人気の理由の一つではあるだろうけど、政治家であるなら、それなりにどの議員も選挙で選ばれるだけの演説力、説得力は持っている。
話し方教室をやっている私から見ていて思うのは、小泉進次郎さんの人気の高さは、演説のうまさもさることながら、演説の面白さにあると思う。
小泉進次郎さんの演説には、人間味を感じさせるユーモアがある。
ちなみに、ユーモアの語源は「ヒューマン」からきていて、彼の演説を聞いていると、人柄や本音がそこはかとなく伝わってきて、その点で、他の議員のよりも人間味が感じられ、親しみ感じさせてくれる。
また、彼の父、小泉純一郎元首相も、ユーモアに溢れた話ができる人で、親子二代に渡って、ユーモアのセンスが引き継がれていて、この点が他の二世、三世議員とは違うところだと思う。
演説がうまい政治家は、他にもたくさんいるが、小泉親子には、他の政治家にはないユーモアのセンスがあり、その点で、国民のからの圧倒的な支持を得ることに成功している。
そきて、他の政治家も、このことをよくわかっている。
だから、「自分も少しは聴衆の笑いを取れるような話をして、人気を高めよう」と、多くの議員が試みるものの、いかんせんユーモアのセンスがなく、人を笑わせるどころか、逆に反感をかってしまい、辞職に追い込まれる議員が後を立たない。
そして、これは何も、議員に限った話ではない。
同じ話をするにしても、ユーモアを交えながら話ができる人は、あっという間に、聞き手との心の距離を縮め、絶大な支持や応援を得られるようになる。
スピーチやプレゼンにおいて、できるだけ内容をわかりやすく伝えようと工夫している人は多いが、話の内容を聞いてもらう以前に、まずはユーモアを交えながら、自分の人柄や人間性を知ってもらおうと意識できている人は極めて少ない。
それを意識的にやっている人があまりに少ないからこそ、それをやっている人のところに、多くの支持者やファンが集まる。
選挙も、ビジネスも、人気商売であることに変わりはない。
追伸
今日は、ユーモアのセンスについて書きましたが、たとえユーモアのセンスがなくても、笑いの原理原則を知って、その原則に基づき、何度も話す練習を繰り返すと、自然に笑いが起こる話し方ができるようになります。