問題を解決しなければいけない私がいる、という感覚があると、絶えず焦燥感を感じながら生きることになる。
でも、私がいなくなり、解放(リバレーション)が見えると、安らぎに満たされてしまうことを実感してもらった。
セッションの前半、彼女は「足が宙に浮いてるみたい」といいながら、徐々に自分がいないことに気づきだし、初めは「こわい」と言っていたのだが、後半になると、もう「こわい」と言っていた自分もいなくなり、あるものがありのままに見えるようになって、彼女は「こんな感覚は初めて」と語った。
幸福を探し求める自分がいるなら、ここにある、この天国は見えなくなる。
でも、幸福を探してさまよっている不完全な自分など初めからいなかったことが見抜かれたなら、天国にいたことに気づける。
そして、天国が見えたなら、あらゆるものがひとりでに現れ出てくる様が見えるようになる。
私の「不満」「退屈」が消え、驚きと感謝が溢れだす。
お知らせ
7月開催のノンデュアリティ・エクスペリエンスの残席が2席となりました。
興味のある方は、お早めにお申し込みください。