緊張を解こうとするほど緊張する訳 | 非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

より多くのお金を求めて働く貨幣経済の中で、自分らしく輝きながら、他者と共に幸福に生きる「技と知」を、ライフコーチの矢沢大輔が提案。

本番が近づくと、程度の差はあれ、誰もが緊張を感じる。

 

緊張したままでは、いつもの実力が発揮できなくなるので、緊張を解きたくなる。

そこで、深呼吸したり、「リラックス!リラックス!」と心の中でつぶやいてみたりする。

 

でも、そんなことをしても、緊張が解けるようにならないのは、メンタルトレー二ングの理論を学んだ人なら、知っている。

 

緊張を感じている時に、深呼吸しても、リラックスしようとしても緊張が解けないのは、メンタルをコントロールしようとしているからだ。

緊張の状態から、早く抜け出さなくてはと思い、状態を変えようとしているからだ。

 

何かを変えなくてはと思っている限り、リラックス状態は訪れない。

何かを変えようとしている心の動きそのものが、緊張と言われているものだからだ。

 

リラックスしている人は、「リラックスしよう」なんて思わない。

「リラックスしよう」と思うのは、緊張している人であって、リラックスしようと思っている限り、緊張している人であり続けてしまうのだ。


また、「リラックスしよう」と思う代わりに、「本番を楽しもう」と声をかけあう人たちもいるが、これも効果はない。

 

「楽しもう」と思うのは、楽しめていないからであり、「楽しもう」と言い聞かせているうちは、楽しめていない状態が続いてしまうからだ。


では、どうすればいいのか?ということだが、「今、緊張している。どうしよう、どうしよう」とうろたえている心の声ではなく、実際に今、感じられる感覚に意識を向けてみるといい。


緊張状態を早く解こうとすることなく、ただ、緊張の瞬間に現れている感覚そのものに意識を向けてみればいい。

 

すると、自然に解放が起き出す。

緊張があってもなくてもかまわらない「自由」が目覚めだす。

 

自分が本当に求めていたのは、緊張しないことではなく、この自由だったことがわかるようになる。


お知らせ

人前に立った時、意識をどこに向けていると、リラックスして話せるようになるのか?

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