昨日で年内の非二元(ノンデュアリティ)のセッションを全て終えた。
一昨日はピアノ教室の先生とセッションをやった。
彼女は、先月、癌の手術を受けたばかりだった。
抗ガン剤治療を受ければ、指の動きに影響が出るらしく、どうすれば癌の再発を防ぎながら、今の仕事を続けられるかを、彼女は考え続けていた。
自分の指が、ピアノを弾いている。
彼女はこれまでそう思ってピアノを弾いてきた。
そこでセッションでは、「肉体」や「物質」と思われてきた物が存在しているかどうかを一緒に確かめていった。
存在していたのは、肉体でも物質でもなく、「生」であったこと。
あらゆるものが「生」の表現であり、修正されるべきものも、取り除かれるべきものも何一つなく、すべての存在が愛に包まれていたことに気づいたとき、彼女の目から涙が溢れでた。
その夜、彼女は、ピアノを弾きながら、ピアノの音を奏でていたのは自分ではなかったことに気がつき、そのことをメールで私に知らせてくれた。
指(肉体)とピアノ(物質)とが分離しておらず、肉体もピアノも音色も、全て同じ生の現れであり、一体であったことを私に知らせてくれた。
それは、個人の彼女からのメッセージではなく、愛からのメッセージだった。
追伸
この一年もブログを読んでいただき、ありがとうございました。
どうぞ、よいお年をお迎えください。
年始の非二元のセッションは、1月5日の昼まで大阪で行い、その後は東京に戻ります。
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