お酒を飲んだことのない子供は、「ワインって美味しいの?」と、飲んでいる大人に聞きたがる。
大人がその味をどれだけ言葉で説明したところで、子供には実際の美味しさが伝わらない。
本人が味わう日がくるまで、酒の味は子供にはわからない。
ノンデュアリティ(非二元)の味わいも、これと同じで、実際に自分でテースティングするまで、その甘みを知ることはできない。
ノンデュアリストが書いた本を何度読んだところで、ワインリストに書かれた説明書きを読んでいるのと何も変わらない。
それでも、多くの人が、本を読んだり、サットサンに通えば、ノンデュアルの味わいがいつかわかるようになると思い込んでいる。
実際に味わってみれば、直ちにわかることなのに、まるで自分がお酒を飲んではいけない子供であるかのように、ノンデュアルの甘みについて人に聞きたがる。
それでも落ちる時がくれば、人は落ちる。
突然、なんの前ぶれもなく恋に落ちるように。
そして、このフリーフォールには着地点がない。
これは永遠のフリーフォール。
だから、身を守るためのパラシュートも必要ない。
追伸
今日は、ソムリエの資格を取った頃を思い出して、実際にテースティングしてみることの大切さについて書いてみました。
ノンデュアルの甘みを、実際に味わってみたい方は、私のプライベートセッションをお受けください。
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