「決断できない自分」がいなくなる軽さ | 非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

より多くのお金を求めて働く貨幣経済の中で、自分らしく輝きながら、他者と共に幸福に生きる「技と知」を、ライフコーチの矢沢大輔が提案。

何かをやることを決めたり、
何かをやらないことを決めたりできる
「私」など存在していない。
 
神経科学の実験でも、腕を動かしているのは
「自分の意志」によるものではないことが、
とっくに証明されている。
 
でも、人間は、自分で人生の選択をしていると
思い込んで生きている。
「自分の意志によって自分や世界を変えられる」
という自己啓発のグルの教えを信じきって。
 
自分の行動は、自分の意志によるものだと
思っているなら、どんどん重苦しい
人生になっていく。
「自分が決めた」という思いがある限り、
当然、その結果の責任を全面的に
負うことになるから。
 
最悪の結果になった場合、「なんであのとき、
あんな選択をしてしまったのか」と後悔し、
自分を責めるか、誰かを責めだす。
(何かを決められる自分も他人もいないのに)
さらに、取り返しのつかない結果になったなら、
「罪悪感」さえ感じるようになる。
 
その結果、何かを決めることが
どんどん怖くなり、
身動きが取れなくなってしまう。
 
そして、決断が怖くて、動きが取れなくなると、
自分の代わりに誰かに決めてもらおうと
思い出し、占い師や宗教家のもとにいって、
教えを乞おうとする。
 
「何かを決められる誰か」がいると
信じ込んだまま。
 
これがどれだけ滑稽なことか、
本人は気づいていない。
「自分がいる」という夢、
催眠にかかったままだから。
 
でも、その夢から目覚めた瞬間、
何を信じてこんなにも窮屈な生き方を
してきたのかと、みんな笑い転げだす。
 
お知らせ
今日は、非二元のプライベートセッションで
時々質問される「自由意志」について
書きました。
よくある誤解は、
何かを決める自分がいなくなると、
何もしなくなってしまうのではないかと
思い込んでいる人が多いこと。
非二元の本を読んでも
「私がいない」の真意をつかめず、
混乱している人は、プライベートセッションを
お受けください。
決断するような私がいなかったことが
明らかになると、
とても軽やかに生きられるようになりますよ。
 
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