トラウマに関する日本人の誤解 | 非二元|目覚めを生きる

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昨日は「トラウマがある」と言う女性と電話で非二元の個人セッションをやった。
 
話を聞くと、長い間ずっとトラウマを感じていると言うことだったので、「では、そのトラウマというものは、どんな感覚をしていて、そのトラウマを抱えているのは自分だと思っているけれど、本当にその自分が存在しているかを確かめてみましょう」ということになった。
 
不思議なことに、多くの人は、こんなことを調べることなく、トラウマは存在しているという前提で、トラウマをなんとかしようとしている。
 
アメリカでは1990年代以降、裁判の判決でも、トラウマは以前のように信用されなくなり、教養のある人たちの間では、トラウマという言葉は徐々に使われなくなった。
 
しかし、日本では、精神的ショックのことを、なんでも「トラウマ」と呼ぶ風潮があり、トラウマを信じている人がまだまだ多いのが現状。
 
でも、トラウマがあるかどうかは、調べてみれば、わかること。
だから、昨日のセッションでも、はじまってから30分くらいで、「自分がいない」ことに女性は気づきはじめ、セッションが終わる頃には、セッション中にトラウマを感じていなかったことに気がつき、セッションを終えた。
 
「いつか、トラウマが消えればいいな」と思っていたその思考が、いつまでもトラウマを継続させる原因になっていたこと。
 
自分の尻尾を追いかけて、同じ場所をくるくる回り続けている犬のように、堂々巡りし続ける思考にエネルギーを費やし、それが苦しみを長びかせていた原因だったことに気がつき、トラウマは終わった。
 
お知らせ
トラウマや罪悪感を感じていて、なんとかならないかと思っている方は、一度、非二元の個人セッションを受けてみてください。