個人セッションで、「人生を良くするために、やっぱり量子力学とか勉強した方がいいですか?」という質問をいただいたので、お応えしたことを、ブログにも書いておきます。
量子力学は、人間の人生をどうこうするために、研究されているものではありません。
ですから、それを勉強しても、人生には何の役にも立ちません。
両者がいかにも関係しているかのように語る人がいますが、それはよくできた創作話、フィクションです。
誤解のないように言っておきますが、量子力学の研究が無駄だと言っているのではありません。
研究者たちは、量子力学が人間の人生の役に立つものだと思って研究しているのではない、ということです。
それは実際に、量子力学や素粒子物理学者に聞いてみれば、わかることです。
なぜ、物理学者たちは、一生かけて、こんなことを探求しているんですか?と聞けば、おそらく、全員、こう応えるでしょう。
何の役に立つかはわからない。でも、量子の世界の物理法則をただ知りたくてしかたがないんだ。と。
それに、量子物理学が人生の役に立つのなら、この世で一番、いい人生をおくっているのは、量子物理学者だということになってしまいます。
ちなみに私が超弦理論や素粒子物理学の本を読んでいる理由は、中学生の時から、科学と数学の成績だけはなぜかよくて、その分野の本を読んでて面白いからです。
趣味みたいなもので、人生に役立てようなんて思ってもいません。
実際に何の役にも立ちませんから。
矢沢大輔
追伸
人生の苦しみを終わらせたくて、知識をたくさん仕入れようとしているのなら、それは大きな勘違いです。お金と時間ばかりがかかるだけで、一時的に気分がラクになることはあっても、人生の苦しみが終わることはありません。
なぜなら、人生の苦しみとは、そもそも分離の錯覚から生み出されているからです。
分離の錯覚を解消しない限り、人生の苦しみは消えません。
苦しみを終わらせたい方は、非二元の個人セッション
をお受けください。
追伸2
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