今年の夏から、父が営む大阪の釣船屋で、佐藤さんという36歳の男性が働きはじめた。
佐藤さんは、東京・目黒の寿司屋の息子さんで、父の店にくるまでは、奈良の寿司屋で修業していたらしい。
その佐藤さんが、父の釣船屋で働きだすやいなや、異変が起きはじめた。
最初に驚いたのは、父だった。
「あんな人間、今まで見たことない。
お客さんに対する人当たりはええし、お客さんが釣ってるところをYouTubeに上げたほうが、もっとお客さん増えますよと、パソコンを使って、いろいろやってくれるし、船が岸に戻ってきたら、船をキレイに磨いてくれるし、何もかもがスゴいんや。
もう120%スゴいんや!
悪いとこがどこにも見当たらんのや」
と驚いてばかり。
母も妹も、口々に、佐藤さんの凄いところを語りだし、他の従業員の人たちも驚いているらしく、みんなが佐藤さんから刺激を受け、活気づきはじめたのだ。
佐藤さんが来て以来、釣り船のお客さんが増えること、増えること。
そして、とうとう昨日、サンケイスポーツ関西版 に、釣船ヤザワの若船長として佐藤さんが掲載されたのだ。
福の神って、実際に実在するんや。
そう思ったので、今日は、福の神とは何なのかについて、私なりに気づいたことをまとめておこうと思う。
1.福の神は、まわりに福をばらまくのが大好き
佐藤さんは、釣りが大好きで、いろんな釣り方を知っている。
そして、自分で釣りを楽しむだけでは物足りず、他の人にも、いろんな釣りの面白さ、魚が釣れた時の喜びを味わってもらいたいと願っている。
だから、お客さんに対する面倒見が物凄くいい。
そして、お客さんが魚を釣った時「やったー」と声を出して、一緒に喜ぶ。
もし、釣船屋にも、AKBのような総選挙があったなら、佐藤さんは圧倒的得票数でセンターに選ばれること、間違いなし。
2.福の神は、打ち出の小槌の扱い方を知っている
佐藤さんは、自前の一眼レフカメラを持って、船に乗っている。
誰から頼まれたわけでもないのに、お客さんの釣っているところや海の美しさを写真に収め、ブログに掲載してくれている。
ビデオで動画も撮って、YouTubeにもアップしてくれる。
こうした方が、もっとお客さんが増えますよと、まるで釣船ヤザワの広報部長のように、現在の打ち出の小槌を使いこなし、お客さんを増やし、福をもたらしてくれている。
3.福の神は、周りの信頼を得ながら、すべての人の福をこやす
1、2のようなことをやりながら、佐藤さんは、お客さんとの信頼関係だけでなく、社内の人との信頼関係も、日々、築いている。
佐藤さんは社内・社外の区別なく、自分の周りのすべての人が、Win-Winになる関係性を望んでいる。
それこそが「福」というものであることを知っている。
こうして、周りの人の心に福を与えながら、佐藤さんは、さらにみんなが豊かになれるアイデアを考え、それを提案してくれる。
これだけの実績と信頼関係が既にできてしまっているので、そのアイデアに反対するものなど誰もいない。
福の神についての私のまとめは以上。
こうして、書いてみて思ったのは、「福の神は待つもんじゃない」ということに気づいてしまった。
福の神がくるのを待つのではなく、自らが福の神になればいい。
そのことを教えるために、佐藤さんは、大阪の父のもとにやってきてくれたのかもしれない。
そういう意味で、佐藤さんは、やっぱり本物の「福の神」だ。
矢沢大輔
追伸
「福の神」を引き寄せる一番の方法は、自らが福の神になること。
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追伸2
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