ありのままでいられない狂った果実 | 非二元|目覚めを生きる

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宇宙的自己に目覚める記事を配信。
「迷悟」「苦楽」「生死」の相対を超えた「身体・宇宙」一如の絶対的あり様とは?
迷い、悩み、苦しみのない、日々、生き活きとした生活の実践。

この世界の中で、ありのままではいられない風変わりな生物が一種類だけ存在している。

それ以外の全ての植物、生物はありのままで存在している。

薔薇は薔薇でいるし、スミレはスミレでいる。
薔薇に憧れ、薔薇になろうとするスミレなど、一本も存在しない。

猫になろうとする犬もいなければ、犬に憧れる猫もいない。

全てがありのままで今を生きている。

なのに、人間だけが、自分をよく見せようとしたり、違う人間になろうと努力したりしている。

それが成長することだと思い込んでいる。

花も犬も猫も人間も、自分の意思でここに生まれ出てきたわけではない。

全ての生きとし生けるものが、生命の表れとして今ここに出てきていて、その生の現れの全てをありのまま受け入れている。

全てがつながっていて、単独で存在しているものなど、何ひとつないことを承知し切っている。

ところが、人間のエゴだけが、それを承知できない。

あるがままの現れに逆らい、変えようと必死にもがいている。

宇宙や自然との調和を拒み、この世界から自分だけを切り離して、自分だけでうまくやっていけると思い込んでいる。

かなりの重症。

植物、動物よりも、生き方が下手なクセに、自分の方が利口だと思い込んでいる。

滑稽極まりない。

それでも、植物や動物たちは、そんな私たちの狂気に対して批判することもなく、ありのまま生き続けている。

私たちを癒すためではなく、ただ生きる喜びを感じて生きている。

人が植物や生物を見て癒されるのは、それだけ、ありのままのあり方からズレてしまっているから。

この宇宙の全てが誘ってくれている。
本来の自分に戻れと。

ありのままの自分で、この生を謳歌しろと。

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