懸命に努力しているのに、お金を稼げない人が無意識にやっていること。
それは、自分の専門分野の知識やスキルをさらに増やそうとしていることです。
自分のところにお客さんがこないのは、その分野での自分の実力がまだ未熟だから。
だから、もっと専門知識を増やして、スキルを高めないと、お客さんに来てもらえるようにならない。
真面目な人、一途な人ほど、こう考えます。
一面においては、この考えは間違っていません
しかし、あまりに多くの人が、こういう思考パターンにはまりこみ、食えなくなってしまっているので、見逃してしまっている大事なもう一面について、今日はお伝えします。
稼げない人に共通している問題点は、たとえあなたがどれだけ素晴らしいスキルをもっていたとしても、お客さんはあなたに会って、あなたのサービスを受けるまでは、その素晴らしさを体験できないということです。
つまり、稼げない人に共通する問題点は、お客さんにきてもらってからのことではなく、お客さんにきてもらうまでにやるべきことに、意識を向けきれていないことなのです。
お客さんにきてもらおうと、一生懸命、専門知識やスキルを磨き、資格を増やそうとしている人は、そればかりにエネルギーを使っているので、「きてもらうまでの知識」がおろそかになっているのです。
このことに意識的になっていただくためにも、もう一度、念押ししておきます。
あなたの専門知識やスキルが発揮されるのは、お客さんにきてもらってからのことで、きてもらえなければ、それはすべて宝の持ち腐れになってしまいます。
あなたの専門知識やスキルを存分に活かすためにも、お客さんにきてもらうための知識を身につけてください。
そして、お客さんがくるようになれば、あなたの専門分野のスキルや知識は、実践の中で自然に磨かれていくようになります。
それこそが、実践の中で培われた本物のスキルであり、稼げるスキルです。
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