何が起きても動じない心が欲しかった。 | 非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

より多くのお金を求めて働く貨幣経済の中で、自分らしく輝きながら、他者と共に幸福に生きる「技と知」を、ライフコーチの矢沢大輔が提案。

ずっと心を強くしたいと思っていた。

何が起こっても揺らがない心があれば、どんなに生きやすくなるだろうと思って、心を強くする方法を探し続ける人生だった。




でも、心は強くならなかった。


心はコロコロと変わるもの。


強くなったと感じても、また何かが起これば、弱気の虫が出てくる。


それが、心というもの。

コロコロ変わるから、ココロという。




それでも、今の私は、1年前と比べたら、数倍、心が動じなくなった。

2年前と比べたら、別人のように動じなくなった。




心は動くものだから、一瞬は動じる。

それでも、数分あれば、静かな状態に戻れる。




なぜ、こうなれたかといえば、心で心を制御できないことを知ったから。

動き続ける心の外に出て、静寂のポイントから心を眺め、そこから心の中へ戻ってこれるようになった。




自分が最も望んでいたことを、今の私は手に入れている。

厳密にいえば、手に入れたのではなく、これが本来の自分であり、元に戻ったというほうがしっくりくる。




意識のどこかで、私は本当の自分がいかに落ち着いているかを知っていた。

だからこそ、私はそれを求め続けた。




しかし、それは求めていたときには、手に入らなかった。

それは、手に入れられるものではなく、もともと内側にあったものだから。




メガネを額にかけながら、「メガネはどこにいった、どこにいった」と探し周るようなことをしていたわけだ。




■奇跡学校第3期の早期割引は、8月22日までです。

http://www.lifemastery.jp/