☆カクテル・ストーリー"Manhattan Love"☆
濃い琥珀色をした酒の中に、燃え落ちる夕日のような、真紅のチェリーが沈んでいる。「相変わらずマンハッタンなのね」女は、たった今チェックしてきたばかりの搭乗券とパスポートを手に、男の前に腰をおろした。「あ、なんか、飛行機、少し遅れるらしいね」ぼんやりしていたらしい男が、慌てたようにテーブルの上の脚の長いグラスを持ち上げる。その拍子に、夕景のようなグラスの中で、赤いチェリーが不安定に揺れた。「わたしも、マンハッタンにしようかしら」「ほんと? うん、それがいいよ」男の顔がパッと明るくなったのを見て、女はいくらか後悔した。マンハッタンなんていって、彼につまらない期待を持たせてしまったのかもしれない。男は嬉しそうにウェイターを呼び、達者な英語でマンハッタンを二つ注文した。そして、手にしていた飲みかけのマンハッタンを、浅黒い精悍な顔をのけぞらせて一気にあけた。女は、とりあえず搭乗券とパスポートを、ひざの上のショルダーバックにしまった。その手元に男の視線が感じられる。 かって一瞬にわたしを魅了した、あの深々と優しい眼差しを向けているに違いない。 女はふと涙ぐみそうになる自分にうろたえ、やおら顔を上げてあたりを見渡した。「わりと今日はすいているわね」女がこのケネディ空港内のレストランに寄るのは、これが二度目だった。 初めて寄った2年ほど前は、確かにもっと混雑していた。「旅立つ人が少ない日なのかな」男の目に淡い期待の色が浮かんで見える。「二年前のあの時は、ジャックをここで私を見送ってくれたのよね」女の言葉に、男の顔からすーっと笑みが遠のいた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これはね、僕のストーリーではありません。オキ・シローさんのカクテルストーリーの一説です。これを読んでいたら、ちょっと思い出す光景があってね・・・JFK(Jhone F Kenedy国際空港)には、数度利用したけど・・・・・・、こんな光景の似合うレストランがあったかな? って・・・・僕は空港で、人を見送ったり、送られたりするのは・・・ホントは嫌いです。 いつも辛いから・・・・・おっと、忘れていた、カクテルの解説とレシピをこのカクテルは「ほろ苦くやさしい味わい、NYのような都会に沈む夕日のように・・・・」カクテル、マンハッタンには都会の夕暮れが良く似合う。アロマティックビターズのほろ苦さをスィートベルモットがやさしく包む洗練されたアダルトのためのお酒ですManhattan Rcipeウィスキー・・・・・・・・・・・・・・・3/4スィートベルモット・・・・・・・・・1/4アロマティックビターズ・・・1dashレッドチェリー・・・・・・・・・・・1pピール用レモン貴女も大人の恋は・・・・・・・・・♡オヤスミなさいませ☆彡