【成田太鼓祭】
今日は、成田太鼓祭を見に行く。
この祭は2年前にも行っている。
成田太鼓祭~4月16日(土)(令和4年) | おっちゃんの毎日 (ameblo.jp)
今年は今日(4月20日)と明日(21日)の二日間の日程。初日の今日は9時半に新勝寺本堂前でスタートするのだが、その後は11時から新勝寺参道沿いのあちこちに設けられたステージで演奏が行われる。
というわけで、京成で京成成田駅に行き、そこから会場へ。
午前中は総門ステージ(NAA)で三宅太鼓会、會津田島太鼓「白鼓」、大治太鼓尾張一座
いったんJR成田駅に移動して食事
それから新勝寺にお参りしてから参道に戻り、
上町ステージ(JAL)でまた會津田島太鼓、東京おとめ太鼓を見て、
最後に花崎町ステージ(ミートイン成田)で和太鼓豊屋を見る。
また京成線で帰る。
天気はずっと曇りで、少し暑いかな、という程度だったのでちょうど良かったか。
前回はまだコロナ禍が収束していない段階で多くの演奏者がマスクをしていた状態。今回は前回より多くの人が来ていて盛り上がっている印象あり。前回はよくわからないままあちこち動いたのだけれど、今回はちゃんとパンフレットをもらってスケジュールを把握し、できるだけ演奏を見やすい場所を確保するよう努めて、それはうまく行ったと思う。パイプ椅子はだいたい埋まっているのだが、そのすぐ後ろの立ち席が一番見やすい場所だと思う。そのように行動したので落ち着いて見ることができた反面、あっちでもこっちでも太鼓の音が鳴ってワクワク、というカオスさをあまり感じられなかった気がして、なかなか難しいものだと感じた。どちらの楽しみ方が良いのかわからない。
(総門ステージ)
まずは京成成田駅から参道を進む。一番手前にあるのが花崎町ステージ(JR東日本)。すべてのステージにはスポンサー名がつけられている。このイベントの運営にはどのくらいのお金がかかっているのだろう?企業からはどのくらいの負担金を出しているのだろう?それって、企業の広告費だから経費として損金算入されるのだろう、などと考える。
このステージのところに祭のパンフレットがあるのでいただいて内容を検討。この新勝寺への参道は途中うねうねとしていてその形がちょうど鰻の形に見えるということでパンフレットの地図では参道が鰻に描かれている。それは良いのだが、JRと京成の成田駅が鰻の頭、新勝寺が尻尾になっていてそれも良いのだけれど、駅が上になっている。これがどうも私にはしっくりきていない。地図を開けるたびに上下が混乱してしまう。駅から寺に向かって歩いていくのだから、目指す場所である駅を上に書くべきではないか、などと思っているのだけれど、きっとそういうパンフレットだったら逆のことを思ってしまうのだろう。結局、地図のような形で地形をイメージする能力が自分には弱い又は欠けているということなのかもしれない、とときどき思っている。だから、地図を見ながら歩いているはずなのにまったく違う方向に行っていたりことがよくあるのでした。困ったものだ。
それはともかく、まずは11時から総門ステージ(NAA)で始まる三宅太鼓会を見に行くことにする。このグループのは前回も見たけれど、何というのでしょう、民謡的な歌い方の歌(それって、要は民謡だよね)で始まり、ものすごい迫力の太鼓が打ち鳴らされていた。今回もまずはそれを見ましょう。会場に着いたら既にかなり出遅れていた。パイプ椅子はもちろん埋まっていて、その後ろの方の立ち見スペースも既に何列か人が立っている。その後ろからつまり相当ステージからは遠いところから演奏を見た。今回も民謡で始まり、どすんどすんと太鼓が鳴り響く。いやあ、やっぱりすごいです。
太鼓演奏を見るといつも思うのだけれど、この人たちの体力って、どうなっているの?と思う。一回叩くのですらかなりの力が要ると思う。それをずっと続けているし、一日に複数回の演奏をするわけです。練習量もものすごいのだと思う。
三宅太鼓会が終わると立ち見の人たちが移動したので少し前に進めた。今度は會津田島太鼓「白鼓」。福島県の南田島町のグループとのこと。福島に勤めていた頃に何回か田島の方に行ったことがあるけど、ものすごく遠い場所、というイメージがある。そこからはるばるこの成田に、朝4時出発でやって来たとのこと。おつかれさまです。でっかい太鼓を打ち鳴らしたり、巫女さんの格好(何と呼ぶのだろう、羽織るやつ)をして花飾りを持ってくるくるしたりして華やかさを演出。春の訪れを喜ぶ曲らしい。
その次は大治太鼓尾張一座。これが面白いのだ、と隣に立っているおばちゃんたちが話している。バチをくるくるさせるというのです。このグループは愛知県からの参加。みなさん遠くから本当におつかれさまです。演奏が始まってしばらくしてから確かにばちをくるくるさせている。これって、どういう動きなのだろう?見ていてもよくわからない。
立っているのも疲れたので、ステージ後方にある信徒会館で休憩。無料のお茶を飲んで一服。
今回の祭は30周年で、成田市制施行70周年でもあるとのことで、それは大変めでたいこと。でも、祭自体は34回めだそうです。あれ?30周年で34回?コロナで中止になった年もあるので、「周年>回数」になるならわかる。でも、「周年<回数」になっているということは、以前は年に複数回開催していたということだろうか?
(昼ごはん)
信徒会館のすぐそばに人気の鰻屋「川勝」の臨時店舗があって、前はここでお昼を食べたのだけれど、のぞいてみるとやはりかなりお高い。今回はちょっと遠慮しておく。
そろそろ何かを腹に入れたいところ。でも、このあたりはどの店も混んでいるし、高い。いつも成田に来ると食事が困るんですよね。何を腹に入れれば良いのだ、となんだか井の頭五郎になった気分になって参道を駅方面に向かって歩き出す。
途中、仲町ステージ(なごみの米屋)では、アフリカとおぼしきグループの太鼓演奏。こういう、「世界の太鼓」という感じも良いではありませんか。
やはり鰻屋が多い。川勝の本店も人がたくさんいるようで、ここは整理券をもらってから1時間以上待つような感じか。
そういえば、この参道って、コンビニもない。もしあったらそこでおにぎりでも買って済ますところだけれど、それもできない。
何を食おうかと歩いていたら、右の方に脇道がある。JR成田駅への近道とある。いっそ駅まで行って店を探そうとそちらに入る。そうしたらおいしそうなカツサンドを売っているお店があり、これにしようかなあと思っていたら、どこかのおっちゃんが店の人に何やら尋ねてきてタイミングを逸してしまった。結局そのままずんずん歩いてJRの成田駅へ。
でもなあ、この駅の近くもあまりお店がないんだよなあ。
前は、駅に立ち食いそば屋があって、成田に来たときは結局そこで食べたということが何度かあった。その店がなくなるという記事を見て、がびーんと思ったのでした。確かにそのそば屋はなくなっている。どうしてそんなことをしたのだろう?
左の方を見ると、ビルの地下にラーメンのお店があるらしい。降りてみたら、確かにいくつかのラーメン店があるのだけれどちょっと高い。1,000円を超えるラーメンはちょっとつらい。
うろうろしていると、日高屋があるのではありませんか。結局、そこにする。
バクダン炒め定食と餃子 1,040円 漬物とスープがつく。
バクダン炒めというのは、要は 豚キムチ炒めのことと思われる。濃い味付けなので白ご飯がぐんぐん進む。餃子は具がたっぷりでうれしい。皮はしんなり。
(新勝寺)
さて、午後は回るかな。参道を歩いて行き、薬師堂にでて、いつもはここから右に下って総門に向かうわけだがここから左に向かうとどうなるのだろう?こっちからでも新勝寺の本堂方面に行けるはずなのだけれど。というわけでそちらに行ってみる。途中、本堂に行けるとの表示があるのでそちらに進む。結構細い道をずんずん進んで行くと、稲荷のところに出た。なるほどこういう構造になっていたのか。せっかくなのでお参り。こちらで御朱印をいただこうとしたのだけれど、財布の中にちょうど良いお金がない。最近は日常の買い物がもっぱらSuica又はPayPayになっていて現金を使う機会が相当減っている。そのため、万札と少々の硬貨しか入っていないことに気づかなかったのです。さすがに1万円札を出して500円の御朱印をお願いするのはいかんでしょう。
というわけで御朱印は断念し、石段を降りて本堂に向かう。
本堂前にはパイプ椅子が並べられている。夜にはここで太鼓の演奏があるのです。前の方の椅子にはえらいさんの名前を書いた紙が貼られている。
本堂にお参り。せっかくなので中の方に入ってみる。ちょうど護摩炊きをやっていて、炎も立ち上がっている。
見ると、腰掛けられる所もある。せっかくなのでそちらに座ろうと思ったら、なんとそこにはなかった。暗いので、よくわからなかったのです。そのため、尻餅をついてしまった。幸い、特にけがをするようなことはなかったのだけれおど、仮に後ろのしきりに頭をぶつけたりしたらひょっとしたら死んでしまうかもしれないわけです。新勝寺で頭をぶつけて死んだらたぶんニュースになるなあ、とそんなことを考えた。寺にとってもえらい迷惑な話ですなあ。とにかく気をつけないといけないということですね。
(上町ステージ)
参道に戻って今度は駅方面に上っていく。だいぶ暑くなってきたので「茂平の佃煮」で、豆腐アイスを買う。350円
当たり前だけどまさにしっかりと豆腐の味。
なごみの米屋総本店に入るとたくさんのお菓子を売っている。やはりこの時期はこれでしょう、と柏餅を買う。
上町ステージ(JAL)に行くと、もうすぐ會津田島太鼓「白鼓」が始まるところ。このグループはさっき総門前で見たけれど、こちらのステージはかなり近くで見られる。それにパイプ椅子席の後ろの絶好の立ち見ポジションが取れるので、ここで見ていくことにする。
やはり、近くって、良い。迫力がまったく違う。
その次は東京おとめ太鼓。このグループは、「太鼓アイドル」ということらしい。前の組が終わった後の客の入れ替えで客層がちょっと変わった気がする。どうも中年男性ばかりになっている。ステージでは演奏者のアイドルが自分でマイクテストとかやっているのだが、ときどき客のおじさんたちと手を振っていたりする。これって、ひょっとしたら追っかけの人たち?TUBEのライブの前座で出演したとのことでそのDVDが発売されたので買ってください、ということを言っている。それはたいしたものだ。
ちなみに、写真撮影&SNSへのアップは良いけれど動画撮影はNGとのこと。心で撮ってくださいね、ということで。
ステージが始まると客席から歓声がとぶ。やばい!やっぱり、みんなそういう人たちだ。というか、周りから見れば私もそのアイドルファンの一員ですね。きっと。
このグループは見た目はちゃらちゃらしているけれど、演奏が始まるとすごい。ものすごい。こちらは素人だからわからないけど、おそらくかなりの技量なのではなかろうか。あんな体のどこにそんなエネルギーがあるのだろう?と思うほど激しく太鼓を叩きまくる。と思ったら、吹く楽器も登場した。最後はどうやらはやりの曲らしいのを踊るパフォーマンスになったのだけれど、ここまで来ると太鼓があまり関係ないような気もする。会場は当然大盛り上がり。周りのおっちゃんたちがみんなウキウキしているのが伝わってくる。隣に立っている人は腕が踊っていた。動画撮影できないのは残念だけれど、心で撮っておいた。
いやあ、こういう、ステージと観客が一体になってノリノリするというのもなかなか良いものですね。
#成田太鼓祭 30周年 成田市制70周年
— 星乃まおり (@MaoriHoshino) April 20, 2024
おめでとうございます💐👏#東京おとめ太鼓 はお祝いの気持ちを
この2日間、太鼓の音色とキュートな笑顔にのせてお届け致します🩷
演奏見てくれたみなさん
ありがとうございました😌♪#和太鼓アイドル#成田太鼓祭り pic.twitter.com/H62JWVcOtc
(花崎町ステージ)
駅の方に進む。
千葉県のおみやげを売っている「房の駅」があるので入ってみる。チーバくん絡みが多い。漬物がおいしそうなのだけれど、やはりちょっと高いなあ。巻き寿司のコーナーが売り切れになっている。そうか、ここで巻き寿司を買って食べれば良いんだ。
さらに駅側に向かった花崎町ステージ(ミートイン成田)へ。
和太鼓豊屋が登場。ここもなんだかすごい。大きな太鼓の他に、体にぶら下げる太鼓も出てきたのだが、ぶんぶん回りながら演奏。すごい迫力。華奢な体に見える女性もぶんぶん叩いているのだけれど、本当に体力がすごい。
いやあ、とにかくすごかったのでした。
JRの駅に行ってうろうろしていたら、「いろり庵」があるのに気づいた。なるほど、昔からある立ち食いそば屋をなくしたのは、自社の系列そば店を入れるためだったのか!豚骨ラーメン屋もあって、たぶんこれもJR東の系列。お昼をここで食べるという手もあったか。
成田では、1週間後に山車祭がある。また来てしまうかもしれない。
【今日の天気】曇り
【今日の一日】6:00起床 23:10就寝
【今日の体調】体重 73.6㎏ 体脂肪率 16.7% 内臓脂肪レベル 10 皮下脂肪13.1% 基礎代謝 1,623㎉ BMI 25.3 筋肉レベル 8 骨レベル 8 体組成年齢 48歳 バランス年齢 54歳
朝の血圧 137-86 夜の血圧 139-90
【今日の歩数】17,367歩 12.2㎞
【今日行った場所】成田太鼓祭(成田市)
【こづかい】
【昼ごはん】バクダン炒め定食
【おやつ】豆腐アイス