【佐倉駅で駅からハイキング】

 JR東の駅からハイキングで佐倉駅周辺を散策。

 今年の2月3日も同じ佐倉駅で駅からハイキングを歩いたばかり。同じ駅でこんなに間をおかずに実施するのは他に魅力的な駅がないのだろうかと思ってしまうところだけれど、ちょうど桜も咲いている時期でもあり、出かけてみた。

 

 タイトルは、「春の風吹く、佐倉でハイキング」

 副題は「佐倉でオランダの風を感じながら」

 

 佐倉駅→高崎川南公園佐倉ふるさと広場チューリップフェスタ)→(佐倉城址→麻賀多神社)→佐倉市立美術館→ひよどり坂→佐倉駅

 

 一部は2月の駅ハイと同じ場所もあるけれど、佐倉ふるさと広場まで往復するところが大きく異なる。途中でコースを外れて城趾で花見をする。「桜に染まるまち、佐倉」を実感。それはJRではなく京成のイベントだけれど。

 

 

 

2月3日の駅ハイの記録

 

(佐倉駅から出発)

 スタート地点は佐倉駅。千葉駅から成田線で佐倉に行く。

 駅を出て北口に降りると観光案内所があり、ここにハイキングのチラシが置いてあるのでそれを取ってスタート。デジタルな駅スタンプであるエキタグがあったのでスマホを置いてみたのだけれどうまくゲットできない。そういう場合、駅員さんに言えば良いのか、それはお門違いなのかがわからない。まあここで時間を潰すのも無駄なのでハイキングを始める。

 

 まずは駅前ロータリーをぐるりと回り、北に進む。途中、左に曲がってさらに北に進むと高崎川南公園がある。ここにはSLが置かれている。

 

 ここから高崎川の土手にのぼり西に進む。川沿いに桜がたくさん植えられていて、ちょうど満開時期。やっぱり河辺には桜が似合う。良い時期に来た。

 竜灯橋を渡ると、前回のハイキングと同じ場所に出る。前回はここからひよどり坂まで行ったのだが今回はそっちではなく城跡の南側を目指す。

 

(城跡の南側)

 ここからは右側にずらっと桜の並木、左側は田んぼ。田んぼは既に耕されている。あちこちから蛙の声が聞こえてくる。まだ4月上旬だけれど、蛙って、この時期にもう鳴くんでしたっけ?

 気の早い蛙の歌聞く花見かな

 

 気がついたのだが、右手の桜並木が植わっているのは、城の土塀のようだ。佐倉城趾には何度か来たことがあるけれど、南側に来たのは初めて。城を守る土塀がこういう風に残っているのは面白い。

 歩いていると、壕もある。

 壕に桜。やはり絵になる。

 

 山桜なのだろうか一本だけ桜が咲いているところもある。

 城跡を独りで守る山桜

 

 せっかくだからこのまま城跡に上って花見をしても良いなあ、と思ったけれど、とにかく先にに進みましょう。

 

(鹿島川沿い)

 鹿島橋を渡ると浄水場がある。ここからしばらくは鹿島川沿いをたらたら歩く。川にはたくさんの釣り人がいる。見ると釣り人が座る台も整備されている。こういうのって、「自分の場所」というのがあるのだろうか?その日によって場所は違うのだろうか?動力付きの小型船に乗っている人もいる。

 川を見ているとほとんど水が流れていなくて湖のような印象。

 そして土手には菜の花がずらっと続いている。

 

 左手の方を見ると田んぼの向こうには京成電鉄が通っていて、ときどき車両が走る。

 佐倉橋を過ぎると前方に小さく風車が見えてきた。これから行く佐倉ふるさと広場のシンボルだけど、結構遠そう。

 

 しばらく歩いていてふるさと広場に到着。

 

(チューリップフェスタ)

 この時期にはふるさと広場ではチューリップフェスタをやっていて、たくさんの客が来ている。飯野龍神橋には車がずっと並んで駐車場に入るのを待っている。

 

 風車の回りにすさまじくたくさんのチューリップが植わっている。いろいろな色がある。(「いろいろ」と「色」は語源的につながっているのだろうか?)

 前に来たときは風車がぶんぶん回っていたのだけれど今日は止まっている。

 風車の建物の内側に入れるので入ってみるのだが、今日は2階にも上れる。せっかくなので上ってみると、自転車が展示されている。オランダの自転車とのこと。2階から外を眺めるとチューリップが一面に咲いていてやはりすごい景色。

 

 ここからは印旛沼が広がっていて、観光船も出ている。乗船券は1,000円。今日は乗らないけど、いつか乗ってみたい。

 湖沿いの道を少し歩く。湖なので波もなくおだやか。観光船が通っている。良い景色ですねえ。

 

 桜並木がずっと続いていてそれにそって湖畔を散策するのも楽しいのだけれど、今日はまだ行く場所があるのでこのあたりで湖畔から離れて水車の方に戻ることにする。土地改良区が田んぼの重要性を説明する看板も立っている。

 こちらの方のチューリップは掘り取り用。駅からハイキングのチラシを見せると「600円で10本」が「15本」に増えるらしい。やらないけど。

 

 ここで何か食べようと屋台を見ると山菜おこわが400円なのでそれを買う。売っている人は「これ、おいしいんですよ!」とおすすめ。屋台の脇では猿回しが始まった。

 

 湖畔の石段スペースに腰を下ろして山菜おこわをいただく。メーカーは陽秀堂

 おこわには味がしっかりついている。いろいろな山菜のそれぞれの苦みを味わえる。 意外に量もたっぷりで満足。

 

 このあたりはチューリップはもちろん、桜、菜の花も咲いていて、まさに春!という感じ。桜と水車の撮り合わせも悪くない。

 

 道を渡ると農産物販売所がある。おいしそうなものが多いのだけれど、荷物になるので買わない。ソフトクリームがおいしそうなのでそれを食べる。400円 すばらしく濃厚で、甘い!

 

 飯野龍神橋を渡って対岸に行く。この橋は歩道が南側しかない。ここから鹿島川沿いに歩きたいのだけれど、車がずっと並んでいてどこで渡って良いのかわからない。適当に歩いていたら、駐車場案内のおっちゃんに「歩道を歩け!」と怒鳴られてしまった。おっちゃん、ごめんなさい。でも、どこを歩いたら良いのかわからないんです。

 

(市内に戻る)

 鹿島川沿いに出てここから市内に戻っていく。

 こちらの岸にはところどころに八重桜の木が植わっている。

 こんなところをたらたら歩いている人は他にいないので鼻歌を歌おうが誰にも聞かれない。

 

 京成の線路やその手前の用水路のようなところにぶつかって左折。

 ハイキングコースとしてはこのまままっすぐ進み、京成佐倉駅に行くのだけれど、せっかくここまで来たので、ここで右折して佐倉城趾に入る。

 

(城跡の花見)

 歴史民俗博物館への入り口から坂を上っていき、博物館の建物に沿って右折。ソメイヨシノと思うけど桜がまさに満開。

 左折すると本丸跡に行くのだが、その手前の広場にはいろいろな種類の桜が咲いている。たくさんの人が敷物を敷いている。

 本丸跡の広場には屋台がたくさん出ている。山菜おこわも売っていて、見ると陽秀堂とある。佐倉では大きいお店なのだろうか。

 

(街中を歩く)

 大手門跡を通り過ぎて進むと麻賀田神社があるので立ち寄ってお参り。その先には関東農政局農業水利事業所があり、その先を左に曲がってすぐのところを右に曲がる。この角にはあんみつやがあって、駅からハイキングのチラシで缶バッジがもらえるらしいけど日曜日は休み。

 

 その先に「木村屋」がある。前に佐倉に来たときには駅の売店で「蔵六餅」を買ったのだが、そのお店。駅からハイキングのチラシを見せると蔵の見学ができるとのことなのだが、今日はやめておく。蔵六餅を土産に買う。

 

 そのまま歩いていくと市立美術館に出る。

 ここのカフェ「Cafe Buona Giornata」で、桜アイス 550円 を注文。これは「桜に染まるまち、佐倉」関連メニュー らしく、 桜の花がアイスに練り込まれて、ミントとあいまってとても爽やか!少し汗ばんできた今日の陽気にぴったり!

 

 エレベーターで5階に上り、街の眺望を楽しんでから降りる。あちこちにデザインが特徴的な椅子が置かれていて、自由に座れるらしい。椅子だからね。

 

 ここからハイキングのコースに復帰して体育館のところまで戻り、坂を下りていく。しばらく歩くとひよどり坂に出て、上っていく。

 

 上った先は武家屋敷。さらに進んで右への坂を下りていくと駅からの道に出る。

 

 これで今日の散歩はおしまい。

 

 

【今日の天気】曇りのち晴れ 朝は少し肌寒かったが出かけたらかなり温かくなった、というか暑くなって上着は不要

【今日の一日】6:00起床 24:00就寝  

【今日の体調】体重 72.5㎏ 体脂肪率 19.1% 内臓脂肪レベル 10 皮下脂肪15.5% 基礎代謝 1,558㎉ BMI 24.9 筋肉レベル 7 骨レベル 7 体組成年齢 50歳 バランス年齢 55歳

 朝の血圧 131-87 夜の血圧 136-84

【今日の歩数】28,916歩 20.2㎞

【今日行った場所】佐倉ふるさと広場、佐倉城趾(千葉県佐倉市)

【今日のこづかい使用】3,242円(鉄道運賃1,012円 昼食 400円 おやつ400円、550円 飲料160円 みやげ720円)

 

【朝ごはん】・天丼 ・アスパラガス ・小松菜のおひたし ・ねぎと油揚げのみそ汁

【昼ごはん】

【おやつ】佐倉ふるさと広場農産物販売所マルシェかしま」で、ソフトクリーム、 400円 すばらしく濃厚で、甘い!

【おやつ】佐倉市立美術館 内「Cafe Buona Giornata」で、桜アイス 550円 「桜に染まるまち、佐倉」関連メニュー 

 桜の花がアイスに練り込まれて、ミントとあいまってとても爽やか!少し汗ばんできた今日の陽気にぴったり!

【夕ごはん】・海老とグリーンピースの炊き込みご飯 ・叉焼ときゅうりのサラダ ・もずくとトマトの酢の物 ・わらびのおひたし ・マッシュルームのアヒージョ ・もやしのみそ汁

 

 

【今日見たテレビ】

・光る君へ 第14回 星落ちてなお

 今回も濃かった。

 歴史の話としては、兼家(段田安則)の出家→死去、後継の道隆(井浦新)指名と道兼(玉置怜央)の反発、そして道隆による定子(高畑充希)の中宮の話、ということになるけど、それよりききょう(後の清少納言、ファーストサマーウイカ)ですよ、今日の見どころは。この、「この世は私と私のすきなものだけでよい」的な感覚は、まさに枕草子の世界では。サマーウイカさん、本当に清少納言の生まれ変わりじゃないかしらと思ってしまう。

 そして注目いたしたいのは、前回からの「つづき」。久しぶりにまひろ(後の紫式部、吉高由里子)に出会ってしまった後の道長(柄本佑)のぼーっとした様に倫子(黒木華)は何かを感じたのか感じなかったのか。ちょっと不穏な空気が立ちこめたように感じたのだけれど。そして、呪詛に気合いを入れすぎたのか子どもを失ってしまった明子(瀧内公美)が、そそくさと帰って行く道長を見送る表情が、これまでの冷ややかさとは違うような。この3人のドロドロがどうなるのかがみもの。次週予告ではまひろと道長がまたもや危うい関係になりそうだし。

 それはともかく今回気になったのは、「摂政」「関白」の用語。史実でも、兼家は一条天皇の即位に伴い摂政に、その元服に伴い関白になってから辞めていて、その後継の道隆は関白→摂政→関白と異動しているとのこと。それもあってなのか、ナレーションでは関白になったといいながら実資(秋山竜次)は「摂政の横暴」と言っていて、混乱がある。

 それよりもおそらく視聴者が混乱するのは、「皇后」と「中宮」の関係。たぶん番組のサイトに解説がのっているのだけれど、すべての視聴者がネットを見ているわけではないので、ドラマを見ているだけでもある程度理解できるようにして欲しいと思うのだけれど。

 

 

(私の光る君へ紀行)

 淡路が下国なので早く戻りたいという話が唐突に出てきた。これは後の話の伏線になるのかもしれないけれど、実際に淡路の国司は人気がなかったらしい。米があまり取れなかったんでしょうか。今ではたまねぎの大産地になっているけれど。