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こんにちは。
本日、担当させて頂きます「不登校でもイイじゃん」部下の【きくりん】です。
宜しくお願いします。
先日、横浜で行われた
「ココロが軽~くなるコミュニケーション術」
というイベントに参加してきました。
【なまえ】
「ココロが軽~くなるコミュニケーション術」
【主催】
NPO再決断カウンセリングジャパン
左・心理セラピスト 今村 範子さま
右・心理セラピスト 早川 菜々さま
【講演者】
株式会社メンタルサポート研究所代表
NPO再決断カウンセリングジャパン副理事長 臨床心理士 倉成 央(くらなり ひろし)さま
【がんばり過ぎなくていいよ】
「コミュニケーションで大切なのは気持ちをわかろうとすることです」【倉成さん】
いじめ、新型うつと言ったココロに傷を負ったり、重く受け止めてしまう方がたくさんいる現代。
コミュニケーションの取り方にちょっとしたポイントがあるそうです。
1、前後の文章を入れ替えてみましょう。
「うちの子には特別勉強しろとかお手伝いしなさいとかイイ高校に進学しなさいとか言ってきてなかったのです」
「でも、勉強は大切だしイイ高校に進学したほうがそれはイイし・・・・・・・・・・」
とおっしゃられる方がおるそうですが本音は「でも」以下の言葉ですよね。
「勉強は大切だし、お手伝いもしてもらいたいし、イイ高校に進学してもらいたいのです」
「でも、特別勉強しろとは言わないし、お手伝いも任せるし、イイ高校に進学しなさいと・・・・・・・・・・」
随分印象が変わりましたよね。
2、コミュニケーションは量ではなく質です。
喋る、言う、のではなく基本は聞いてあげること。
「自分の子とよく話す」父親が相談に来たそうです。
「子供とは毎日話をするし、食卓でも休日でも話すようにはしているのです」
でもお子さんはあまり話をしてくれないようです。。。
そこでお父さんに聞いてみたそうです。
「お子さんは何組に所属していますか?」
「お子さんの担任の先生の名前は何ですか?」
「お子さんの一番の親友の子の名前は何ですか?」
「その親友の子から呼ばれているニックネームはなんですか?」etc・・・・・
聞く、ということはお子さんの言っていることを聞くこともありますが
お子さんのことを聞く、とういことでもありますよね。
一例なので「そのくらいわかるわよ~」と言わないでくださいね。
本質はそこではありませんので。
また、いじめや不登校にも触れてお話をして頂きました。
「なんでもっと早く言ってくれなかったのよ。」
いじめられていたことがわかった母親は大半がこう言うそうです。
でも、言えなかったのだから早く言えるわけないじゃないですか。
「つらかったね、きつかったね」
と受け止めてあげることから始めるのが良いそうです。
現在は、理由のない(いじめや障がいといった)不登校さんが出てきています。
理由がないわけではないのですが、自分でも気がつかないそうです。
そのひとつとして
「学校が疲れる」こと。
そんな学校に行って疲れるとか甘えるな、と片付けられない理由だそうです。
これは所属感というもので居心地の悪い所属なのだそうです。
例えるならば
「学校が疲れる」=「居心地の悪い飲み会に朝から夕方まで毎日毎日行く」ということ。
想像しただけで疲れますよね。。。
でもお母さんは言うのです。
「学校へ行きなさい」と。
また、「人に合わせてしまう子」
「うちの子はイイ子だったのです。学校も休まないし、部活も頑張っていたし、勉強もそこそこ出来ていたし、お手伝いだってするし、友達だって多かったのです。。。」
確かにイイ子です。
おそらく気が使えてとてもイイ子なのでしょう。
でも実はイイ子って「大人にとって都合のイイ子」がイイ子って言われる基準になっているそうです。
元来、子供というのはやんちゃで、言うこときかなくて、親の目を盗んで悪さして、どうしようもないから子供なのに、挨拶もできて気をつかえて、しっかりしていて、勉強もできてetc・・・な子供って、考えてみたらとても疲れますよね。
大人はイイです。ブハッっと息を抜く方法を知っています。
でも子供はなかなかその方法がわかりません。。。
でもお母さんは言うのです。
「イイ子にしなさい」と。
最後にとっておきのコミュニケーション術を紹介してもらいました。
「無条件のプラスのコミュニケーションを与えてあげること」
毎日じゃなくても
一週間に一回でも
1分でもいいのでお子さんを後ろから抱き締めて
「産まれて来てありがとう」
と言ってあげて下さい。
これこそ条件も何もない無償の愛です。何も言うことはないと思います。
コミュニケーションの最高の形ですね。
是非、みなさんがたまにこのような機会が持てたらいいな、と思いました。
ココロが軽くなるどころか改めて確認することがたくさんあってボク自身とても良い機会でした。