先日、NPOカタリバ主催のオンラインセミナーに参加してみました。

 

 

カタリバは、教育系のNPO法人で

最近は自治体と連携して

メタバース上に子どもの居場所を作る取り組みをされています。

(参考↓↓↓)

 

実際にカタリバと協力して

先進的な取り組みをしている

 

埼玉県戸田市の教育委員会教育長 戸ヶ﨑 勤さん、

大垣市立東中学校 校長 石橋 佳之さん

 

という、お二人も登壇され

官民連携の不登校支援についてお話されました。


連携の内容や経緯についての話もありましたが

それぞれネット上の記事で確認することができる

内容でした。

 

 

 

 

私が一番気になったのは

公立学校が民間企業と連携しようとしたとき

何が一番のハードルになったか、という話でした。

 

それは、

教員たちの「民間を学校現場に入れたくない」という

反応だったそうです。

 

この「民間アレルギー」を克服するのが

一番大変だったのだそうです。

 

あー、そうか、だから行政にいろいろ言っても

なかなか話が進まないんだ……と、

ある種納得してしまいました。

 

なぜ、民間企業の試みを学校現場に入れたくないのかは

想像するしかないのでいい加減なことは言えませんが、

 

やはり、「人の気持ち」がイノベーションを阻むんだなあ、

と、とても残念な気持ちになりました。

 

何より大切なのは

困っている子どもたちを助けることなのに、

 

そして、メタバースは不登校支援の中で

大きな可能性を秘めているのに

学校がそこに思い至らないのは本当にやるせないです。

 

「ミモザの花」で相談を受けていても

驚くほど時代遅れなことを先生に言われるという

話を聞くことがあります。

 

世の中の流れに学校現場が追いつくことを願うばかりです。