早晩、こういう話がでてくると思っていました^^
インターネット上の仮想空間「メタバース」に
不登校の子どもの居場所を作るという試みです。
VRゴーグルを装着して自らのアバターを動かし、
ネット空間を楽しめるメタバースは、
不登校の子の社会参加や学習に役立つ可能性があります。
生身の自分ではどうしても動けなくても
「アバター」という分身なら
現実とワンクッションあるという意味で
動きやすいかもしれません。
また、メタバースが
不登校の子の「居場所」になる可能性もあるでしょう。
学校に行けなくなっている子どもたちは
家にいてもいいと思っているわけではなく
本当は「どこかに通わなければならない」
と、いう焦りと不安の中にいるものです。
個人的には
家が安心できる居場所になればいいと思うのですが、
心からそう思えるようになるまでは
仮想空間の中であっても
子どもたちの居場所があるとよいのではないかと思います。
今後広がりを見せていくメタバースの中には
きっと子どもの興味や関心を引くコンテンツが
たくさん出てくると思います。
それをきっかけに、
現実世界で生きる力がついてくればいいのではないかと
思うのです。
まだまだ高額なVRゴーグルを
すべての家庭に配置できるのか、とか、
発達中の子どもの視力に影響はないのか、とか
いくつかクリアしなければならない点はあるのでしょうが、
子どもたちが動き出す
一つのきっかけとして注目したい取り組みです。