ミモザの花〜子どもの不登校を考える会
4月のお話会を開催しました。
参加者は4名。
当事者の中学生も1名参加してくれました。
今回は、不登校を経験した大学生のお姉さん2人が参加して、
保護者からの質問に答えてくれました。
進学できる高校の種類がいまひとつわからない
という方もいたので
まずは、私から不登校の子どもの進学先について説明。
【公立高校】
チャレンジスクール、エンカレッジスクール、
昼夜間定時制高校、夜間定時制高校、通信制高校、
地域みらい留学、全日制高校など
【私立高校】
私立通信制高校、通信制高校+サポート校、通信制高校+フリースクールなど
受験の概要や受験のための準備、
都立と私立の違いなどもお話しました。
今回参加してくれた大学生は
実際の受験の様子や学校の様子、学校生活についてなど
具体的に話をしてくれました。
また、区内の校内別室についての情報交換も行いました。
杉並区では、校内別室を設けるよう通達がされたのですが、
学校や校長先生によって、対応がかなり異なります。
不登校の子どものための教室が用意されているところと
用意されていないところ、
先生が見回りに来るところと来ないところ、
ボランティアスタッフがいるところといないところ、
SSWが見回りに来るところ、
勉強をするなら来てもいいけど、しないなら利用できないところ……
などなど、さまざまなパターンがありました。
そもそも、校内別室を希望したら
「受け入れていない」と断られたところまでありました。
このあたりの不均衡を正さないと、
運がいい人と運が悪い人とで大きな差が出てしまうと
感じます。
経験者の大学生たちが、時折疲れて学校を休んでしまうことを
正直に話してくれたのも、とてもよかったと思います。
学校生活に疲れてしまう子どもは、心が繊細だったり
自律神経のバランスが乱れがちだったりということもあり、
「進学したからすべて解決」とは限らない現実があります。
それでも、子どもたちは、
少しずつ学習して、日々の生活を送るすべを身に付けていきます。
子どもたちがいろいろな経験をして
少しずつ、社会に適応していくことを
今、不登校の子どもを持つ保護者に知ってもらえたのは
よかったのではないかと思います。
大人は解決を求めてすぐに白黒つけたくなりますが、
少し気長に見守ることも大切だと、改めて感じました。
協力してくれた大学生2人に、心から感謝です。

