麻雀。
したことない。
ルールすら知らない。
しかし
桜井章一は知ってる
20年間無敗の伝説の男
その人の、勝負論
どのような思考回路してるのか気になって、読みました
31冊目
それではいつもの如く
印象に残った言葉、文章を綴ります
(ネタバレなので知りたくない人は内容スルー
負けない技術/桜井章一
「勝ちたい」という気持ちは、欲望と同じで限度がない。
「負けない」という気持ちには、「もうこれでいい」という満足感、納得感がある。
自然の摂理からいえば、起きたことを全て受け入れ、楽しむという感覚がとても大事なのだ。
「納得」と「満足」同じような言葉だが、人生においては満足でなく、納得していくことが大切なのだ。
必要と不必要は循環して回っている。必要なものが巡ってきたときは、そのままそれを生かしていけばいい。不必要なものがやってきたら、その時は耐える。必要なものがまた巡ってくると思いながら耐え、「そのとき」をじっと待っていればいいのだ。
チャンスというのは、自分の居場所を探し求めて常にうろうろと動き回っている。
世の中には波長や揺れ、流れなど、科学では解明しきれないものが無数に存在する。
景気や勝負のみならず、川の流れも雲の流れも絶えず変化している。「ものごとは変化して当然」とう感覚を常日頃持っていればいちいちそれに惑わされずに済む。
得意なことを伸ばしても不得意が改善することはないが、不思議なことにその逆、不得意を克服すると得意なことが伸びることがある。
得意というのは、流れでいえば「よい流れ」だ。よい流れは放っておいても乱れることなく整然と流れていく。不得意のほうは「悪い流れ」なので、放っておくととんでもないことになったりする。
自分の犯したミスによってダメージは大なり小なり、必ず生じる。それはそれとしてあるがままに受け止め「自分だけじゃない。相手も必ずミスをする」というふうに思えばいい。ミスは誰もが侵すもの。だからミスを悔やんだり、非難したりするのではなく、傷口を広げないようにする。そうすればひとつのミスに囚われることもなくなる。
ミスをしたことの言い逃れや言い訳もやらないほうがいい。言い逃れや言い訳を繰り返していると、そのミスを今度は嘘というより大きなものに変えていってしまう怖さがある。その嘘は、やがて敗北を招く事にも繋がる。
自分の可能性を広げるためには、ミスを怖がらずリスクを取りに行く生き方が必要なのだ。ミスをする領域に踏み込んでいってそこでミスを減らしていく。それが結果的に自分を成長させてくれる。
現代人は、最初にパッと見た時に「これだ」と感じた、自分の感じる力をなかなか信じられないようだ。すべての人の感じる力が弱いのではない。せっかく感じる力が働いているのに、水からその直感を捨てて迷い込んでしまうことが多いのだ。迷いが重なると「なぜ負けたんだろう。考え方が間違っていたのかな」と負のスパイラルにハマり抜け出せなくなる。だから、また同じ負けを繰り返してしまう。「考えたからこそ負けた」という真実にいつまでたっても気づかない。
以上
ここまでサッカーとはかけ離れた分野の本、読んだけど
梅原氏 → ゲーム
羽生氏 → 将棋
桜井氏 → 麻雀
どれも直感の大事さが綴られていた
(直感パラダイス言うてる場合ちゃうよ(ヒスブル
後は常に変化することも大事だとね
この3冊の中で自分的には今回の本が一番、参考になる話が多かった
勝ちたい、ではなく、負けない
得意なことよりも不得意なこと(賛否両論あるけど
チャンスがくるのを信じてじっと待つ…
また読み返してみたいと思います
雀荘からの投稿(嘘)