月曜は「火災保険の見直しプロジェクト」について記します。
現在の不安定な経済環境の下、皆様の暮らしを多方面から応援
する「火災保険の見直しプロジェクトinジャパン」を進めています。
そして、我々が出会う限られた皆様に「愛」と「感動」をお届けして
います。
今日は積立火災保険の契約者の実例です。
成年後見に伴う契約の実例
元幼稚園の園長先生のお話
Oさんのお住まいは広く約120坪のお宅にお一人で住んでおみえ
になる。3年前に元教員であったご主人を亡くされた。
その後、義母に当たる方の施設入所に伴い親族後見を開始された。
不動産の名義はすべてOさんのものであるので、成年後見の内容
はシンプルである。
しかし、Oさんにとって120坪の家(土地は400坪ある)の管理は
相当大変である。造園屋さんに年間30万円の管理料が掛かる
との事で、掃除やその他が毎日の仕事だと仰る。
ちなみにOさんは、私の知人の法律家からの紹介で知り合った。
理由は相続後の資産管理と同時に行う親族後見のサポートの
受託であった。
少し前であるが、亡きご主人の相続を完了した翌日に最寄りの
銀行から様々な金融商品を勧められた。表現が変なのは私が
前もって提案した「積立保険」を含め、銀行さんよりも前に仕分け
をさせて頂いていて銀行の勧めは基本的にお断りする予定で
進めていたからである。
H銀行の速度にある意味驚いた。
「さすがだ」
もう一つ驚いた事は、担当者が私の知人だった事である。
実は、人生の先輩である。
Oさんからは、生命保険の給付金の一部を「積立型火災保険」に
保険の見直しをして頂いた。相続完了と同時であった。
一番厄介だった事は、地元JAさんの保険を解約頂いたこと・・・
その解約金をH銀行さんの提案の年金保険に加入を勧めた。
これで体面は立ったのか?
給付の保険で大幅なリフォームが行われた。リフォームはOさん
の親戚の方の出番になった。
後日談がある。
今年の大雪で家屋の一部が損壊した。
合計50万円掛かる模様・・・
ここで火災保険の出番になった。
運良く、全額給付される事となった。
何となく、Oさんはお金には不自由のない人生を歩まれる人
だと思った。
以前、家庭裁判所に確認した事がある。
それは、成年後見の被後見人が保有する不動産を対象した
火災保険を「積立型」に出来るか?である。
裁判所の見解ではOkとの事。
Oさんの事例では対象になりにくいが、一般論として成年後見人
が管理する預貯金を「積立型火災保険」に契約する事は可能
と言う裁判所の見解がある。
成年後見が開始されると、基本的には被後見人の利益が重視
される。
裁判所の話だと、生命保険に加入を試みた方も実在すると言う
しかし、状況から察するには中々無謀だろう。
その理由は、既に本人がその意思を持っているとは思えない事
と、加入する理由が後見人の利益にしかならないように感じて
仕方が無いからである。
この富山では、家族でお財布を共有する習慣がある。
120坪の家は3世代同居が可能である。実は以前そうであった
と言う。
Oさんが働いたお金を義母に渡し、居住費に変わる家屋の修繕
や樹木の管理費に充てられていた。Oさん宅では光熱費は義母
が担当し、食費はOさんの担当であったと言う。
ちなみに男たちの収入は?と言うと、内緒であると言う(笑)
このような家族で成年後見となった場合でも、現行法では義母
のお財布とOさんのお財布は別物である。知人の法律家により
光熱費の負担は従来通りとなり、Oさんはと今まで通りの暮らし
であるが、突発的な対応はすべてOさんの負担となった。
もし、ご主人が存命中であればもっと大変だったであろう。
何故なら、ご主人は数年間闘病生活だったからだ。
日本の成年後見制度は日本の「家」制度を考えた制度運用を
お願いしたいといつも思っている。