事故の報告が来た。
今年、平成25年はとにかく保険事故が多い年になった。
まあ、自らが率先して事故に遭遇しているためか事故の
多い年だと方々で話をしていたら、これで3日間連続で
事故報告が来た。
内容は守秘義務があるので、お知らせ出来ませんが
とにかく3件来た。3件目は「さっき東京で事故った」と
SOSが来た。
不幸中の幸いで、自損事故だという。
ここで皆さんに、保険事故についてためになるお話をして
おきたいと思います。
実は今日、私のお客様の美容室で散髪をしていた。
その時に、そのお店のオーナーが怒りながら私にこんな
話をする。
別口で、私以外から入っている「施設賠償保険」があり
少し前に、お店で起こったお客様の転倒事故を報告した
際に、保険会社の窓口の質問通りに説明したら、保険
が出なかった!と・・・
内容を少しだけお話しすれば、一通り対応が終わり少し
高齢の女性のお客様が、椅子から転倒し膝の「半月板」
を割るケガをされた。
この事故原因の説明が問題となった。
見た目には、お客さんが勝手に転んだように見えるので
質問次第では、お客側に責任があるように見える。
もしその事故は「お客様が勝手に転んだのか」と問われ
ば、その通りに見える。
そして「お店側で何か不注意がありましたか」と問われれ
ば「不注意はない」とお答えになるだろう。
ならば
結果的に保険事故ではない・・・
との結果となる。
めでたしめでたし・・・
と行かないのが現実である。
逆に
「お客さんが転ばれた時に、何か気づかれましたか」と
聞かれれば「美容椅子のステップから降りた時に滑って」
とお答えになるかもしれない。
ならば
「滑ったのは何故ですか」
との疑問が構成され
「切った髪の毛の上に乗ったので滑ったのですか」
と聞かれれば
「そうです」
と言うことになります。
では、その責任は何処にあるのか?と問われればお客
様にも無ければ、オーナー側にも無い。
では、神様が悪いとでも言えば分かり易いが、それでは
説明にならない。即ち、お店側がきちんとほうきで掃いて
さえいれば転倒事故は起こらなかった。
と考えられ、事故の責任はお店側の管理の問題となる。
結果として、保険事故扱いになり、治療費相当額15万円
は保険から賄われる事になる訳です。
このように、ある程度気の利いた質問があると原因の特定
が出来るものの、そうでなければ保険事故にさえならない
のが保険・・・
ちなみに、最近の私のお客様の保険事故は説明と対応が
大変で、保険会社側も「こうしてほしい」と言わないことが
多い。
私は保険代理店なので、その間を取り持つことが使命なの
だが、契約を取り持つのか、保険事故の立証を取り持つ
のか?考えさせられることが多くなっている。
もし、ダイレクトに保険に入っていたら、親切な窓口対応で
「保険では対応は無理です」と断られることが多いのでは?
と思う事が本当に多いですね。
今日の美容院オーナーは、業界の保険に入っていて保険
会社の窓口で蹴っ飛ばされたようですが、私との話を聞き
月曜、もう一度電話する!と言っていました。
保険料は安い方が良い!
だから、ダイレクトで保険に入る!
この判断は、まさかの対応に自信のある方がお取りになる
選択だと私は最近感じます。
保険会社はお客である自分に不利な事は絶対しない!
こうお考えの皆様に少しだけアドバイスですが、やり取りが
難しくなり「立証が困難な事故」が発生する、本当に保険で
助けて欲しい時には助からないかもしれませんね・・・
最近、そう思う事が多いような気がします。
保険とは「まさかに払う余計なお金」です。
この基本的な思考を捉え間違うと、自動車保険が主力収益
で、そのバランスを大きく失っている保険会社は、皆さんが
思うようなアンサーはしないと言えば分かり易い。
しかし、保険請求を行う際に、裁判で行うような「立証方法」
が必要な実態を考えれば、本気で「時代が変わった」と
思うんです。
たぶん、私のクライアントだけの話では無いはずですが・・・
昨日もお話ししましたが、この日本ではエージェントを介して
対応することが良い国に変わっているのかもしれません。