先日のブンデスリーガで清武とハントのフェアプレーが世界的に話題になっています。
ニュルンベルク対レバークーゼンの試合で前半15分にュルンベルクの清武が攻めて、ボールがゴールラインを割ったときに主審はCKと判定しましたが、清武が自分はボールに触っていないことを伝えてGKに判定を変えさせ、
その後半30分に今度はレバークーゼンFWのハントが転んでPKを与えた主審に対してハントは自分で転んだだけと主審に伝えてPKの判定を取り消させたというものです。
清武とハントのプレーの順番は前後しますが下記にその動画を貼っておきます。↓
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僕が興味があったのはスペイン人がこの出来事をどうとらえるかでした。
たまたま監督学校仲間のスペイン人がこの出来事をfacebookにあげていて
僕は彼に
「彼らの行為をバカだと思うか?それとも誠実な行為と思うか?」
と質問しました。
彼の答えがおもしろかったのはそのどちらでもなく
「勇気のある行為だと思う」
といったこと。彼曰く
「実際、こういう対応をしないからといって批判することはできない。なぜなら自分も現役時代はそうだったから」
と断った上で
「ただ彼らは流れに身を任せることなく物事を変えていった」
「これは勇気だと」
自分の利益に身を任せて流れに乗っかるのではなく正しいことは正しいとものごとを変えることに勇気を感じたと。
勝ち点を拾うためには不必要な行為というのかと思ってたので意外でした。