性交後検査(フーナーテスト)が不良なとき

  • 検査した時期がよくなかった 
  • 排卵時期でなかった
  • 関係から時間の経ち過ぎていた
  • たまたま当日の精子所見がよくなかった
  • いつも精子所見がよくない
  • たまたま射精が上手くできていない


男性の精液検査をして不良であれば治療しましょう


また抗精子抗体のために精子進行が妨げられていることがあります。


抗精子抗体検査

  • 女性の採血検査です
  • 精子に対してアレルギーがないか調べる検査です
  • 100人に2人程度が陽性を示す可能性があります
  • 保険適用はなく自費検査(医療機関により費用が異なる)です
  • アレルギー反応の程度(抗体価)は変動する可能性はあります

抗精子抗体が陽性では、精液所見が改善しても精子進行は妨げられているのでタイミング法よりは人工授精にチャレンジですね。

ただし、抗精子抗体が強陽性な状態では
  • 人工授精でも妊娠は期待薄です
  • 体外受精が適応になります(体外受精では精子の進行をカバーできます)
性交後検査(フーナーテスト)不良な場合は、
早めに精液検査と抗精子抗体検査することをお勧めします


こちらもご参照ください

男性は精液検査だけすればよい