やっと読み終わりました。
「2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ」。
ある人に勧められて面白そうだなーと軽い気持ちで読み始めたこの分厚い本、
2030年までに読み終われるかなぁ?なんて冗談を言いながら少しずつ読み進めていました。
いやぁ、面白かったです。
車が空を飛ぶ時代はすぐそこまで来ている、という何ともSFみたいなお話から始まるこの本では、
未来の姿を現在テクノロジーの掛け算で加速度的に進化し続けている「事実」をベースに幅広く解説してくれています。
あとたった10年足らずで世界は劇的に変化してゆくというお話。
空飛ぶ車、自動運転車、シェアライド、ハイパーループ、
食糧問題、貧困問題、人口問題、気候変動・・・
様々な問題はテクノロジーの進歩で解決が可能である、
すでに解決に向けた動きは加速している、という明るい楽観的な未来予測。
夢が現実になるような未来が人の手で作られ、
人間によって破壊されかけた地球を人間の知の力で再生させる、
そんな未来が実現可能だと語られます。
2030年、まだ自分で車運転してるの?って言われてしまうかもしれません。
2030年、まだ牛肉食べてるの?って驚かれてしまうかもしれません。
2030年、仮想現実世界のアバター同士で商談をしているかもしれません。
2030年、現金って何ですか?ということになっているのかもしれません。
2030年、月に住む?火星に住む?そんな選択肢が提示されているのかもしれません。
・・・10年後のふたり木もれ陽、いったいどんなことになっているのでしょうか?
支配人も楽観的に、明るい2030年を思い描きながら、夢のような素敵な未来のホテルを形作ってゆこうと思います。
ここから眺めるこの美しい大自然の景色はいつまでも変わらないでほしいと願うばかりです。
2030年には白髪染めをやめたい支配人