形あるものはいつか壊れる。
そりゃそうなんですが、それにしてもブリケージが多くないですか?
数か月前、支配人はプリプリしていました。
ブリケージとは、「破損」みたいな意味で、
レストランとかで「グラス割っちゃいました」みたいなことですね。
木もれ陽ではグラスやお皿を割ってしまったり、欠けているものを見つけたりしたら
スタッフの全体LINEにブリケージの報告をあげることになっています。
木もれ陽で扱っているワイングラスやお皿たち、それはそれは繊細なものばかり。
きっと値段と壊れやすさは比例関係にあるんだと思います。
それにしてもよく壊れる。
4月に新入社員を迎えて以来、このブリケージ件数が加速度的に増えました。
そして支配人もシェフもプリプリと怒っていたわけです。
なんで人数増えて余裕が出てきたはずなのに!って。
まぁ、支配人も人のこと言えないくらいよく壊すんですけどね。。
ブリケージの際には、
・なぜ割れてしまったのか
・再発防止策
この二点を破損したものの写真と共に報告すること。
そしてみんな、毎日のように絶望的な顔をしながら壊れたグラスやお皿の写真を皆に送り続けていたわけです。
なぜ割ってしまったのか、どうすれば割れなかったのか…
割ってしまった本人は自分自身にしっかりと問いかけることが必要です。
行為を恨んで人を恨まず。
「気を付けます」っていう根性論じゃなくて、事故が起こらない仕組みを作ることが大切。
そんなことを学んでくれれば、という思いで連日のブリケージ報告を眺めていました。
そしてレストランも洗い場もひっちゃかめっちゃかになる夏の繁忙期を乗り切ったチーム木もれ陽、
「そういえば最近全然ブリケージの報告がなくなったよね。」
先日リーダーミーティングで夏の振り返りをしているときにそんな話になりました。
あんなに毎日割っていたのに、、、
まだまだ足りない部分はたくさんあるけど、それでもみんなしっかり成長してるんだね。
壊れたグラスやお皿、全部合わせたらずいぶんな・・・
・・・まぁ、高い授業料だったと思って忘れましょうか。
心がブリケージしやすい支配人