算数のポイントは
図を書いて問題を簡単にして解ける側の人になるか。
図を書かないで問題が分からないままで解けない側の人になるか。
5年になると線分図もきちっとかけるようにならないといけない。
算数は図に始まり図に終わるといっても過言ではない!
https://ameblo.jp/futagotouchan/entry-12347605688.html
https://ameblo.jp/futagotouchan/entry-12350800253.html
「18Lの油を、大きい缶と小さい缶に分けて移します。大きい缶に入れる油の量を、小さい缶に入れる油の量より3L多くするとき、大きい缶に油を何L入れることになりますか。」
という問題。
(18は3で割り切れる!)
18÷3=
とか書きだしたら。。。
そんなチンプンカンプンな式を書き出して、
とうちゃん「キーーーーーッ!!!!」だ!
中学受験あるあるだよね。
で、とうちゃんは後で、また怒ってしまったと落ち込む。。。。
なぜ、とんちんかんな式を書くのか?
イメージできてないからだよね。
「大きな缶と小さい缶に移して」ってイメージできてないんだよ。
「2つにわけて入れる」ってイメージできてないんだよ。
18Lがどんな大きさかもイメージできないし、3Lの差もイメージできてないし、何Lかわからない油が入っているのもイメージできない、注いでる図もイメージできない、どんな缶かもイメージできてないんだよ。
頭にイメージするのは、図(絵)をイメージするよね。
イメージできないってのは図(絵)を知らないんだよ。
図を知らないから、イメージできない。
①見る→②考える→③図を書く
で言うと
「②考える→③図」
の部分だ。
「①見る→②考える」
はだいたいできる。やる気があれば^^
「分かる」じゃないぞ。
「考える」だ!
考えるのはできる。
また、見方を変えると、
図が分かっていれば、経験していれば、
「①見る→②考える」はおのずと出てくる。
「①見る→②考える」のために図を書くんだから。
とにかく
「②考える→③図」
ができない。
それは、
図(絵)を知らなさすぎるんだ!
図の種類も知らなさすぎだし、
図の質もない。
6より3の方が大きい図を書いてるのは図を知らなさすぎる。
図を知らないんだから、「答えろ!答えろ!」と急かしても出てくるわけがない。
「キーーーッ!」って言ってる場合じゃない!
図を教えるんだ。
1つでも多くの図を教えるんだ。
分かっていなくても何べんも教えるんだ。
台所いって、油見せてやれ。
ネットで赤い18Lポリタンクや灯油ポンプを見せてやれ。
油の入った缶の図を書いてやれ。
きっちり3Lの差の線分図を書いてやれ。
どことどこが同じで、どことどこが違うのかきっちり図で書かせるんだ。
思考力は「どことどこが同じで、どことどこが違うのか」だ!
きっちりした図が書けなければ、思考力も働かない!
理科、社会でも思考力は必須だ!
国語でも絵、風景がイメージできないといけない。
図をイメージするのと同じだ!
図を知らなければ、
①見る→②考える→③図を書く→①見る→②考える→③図を書く
の算数の必勝サイクルも生まれない!
逆に言えば、この図をイメージするという能力が身につけば、
普段の生活、すべてが数量的操作力を通して物の見方が変わる。
つまり、国算理社の力が劇的に伸びるんだ。
「②考える→③図」をひとつでも多く、経験させるんだ。
「キーーーッ!」となってる場合じゃないぞ!(←自分に言い聞かせている
おしまい。