日系アメリカ人の娘達の悩み | ポジ楽 〜SLEでもポジティブに楽しくをモットーに

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アメリカ在住アラフィフ。子育て終わって、第二の人生楽しむぞっという矢先、2022年12月にSLE患者となった。なんとかポジティブ転換して乗り越えようと試みる日々。

Hello🌺

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私の旦那は日系4世で私はアメリカへ渡って生活している日本人なので1世。

その間に生まれた双子の娘達は血筋100%日本人のアメリカ人。

一般的に、見た目からはアメリカ人には見てもらえない。

 

幸い、私達が住む地域はアジア人の割合が多く、差別を受ける事がほぼない環境で娘達は育った。

小、中、高と通った学校は、むしろ、アジア人やミックスの方がマジョリティだった。

二か国語以上家庭で話すお友達が多く、両親共にアメリカ人じゃなくても自分達はアメリカ人だと扱ってもらえていた。

 

でも、世界は広いし、住んでいる地域を出たら、そうじゃない場合も多々ある。

 

私は自分をアメリカ人だとは思ってないから気にならないことも、娘達には色々と気になるらしい。

娘達は自分達を日本人でもあると思っているようだが、アメリカ人だと思っている割合が強いみたい。

 

今回は、そう言った日系アメリカ人の娘達の悩みについて書いてみようと思う。

 

  英語を話せる事に驚かれる。

 

娘達を連れて日本へ帰国するたびに、周りに褒められるのは英語ができる事。日本語ができる事は誰も褒めてくれない。

でも、お友達の白人と日本人のハーフの子達が日本語を話せたら、「すごいね〜」と言ってもらえる。

自分達は頑張って勉強して日本語の読み書きまでできても、読み書きできないけどただ会話できるハーフの子の方が「すごいね〜」って言われる。

 

逆に大人になった今は、「アメリカ人だ」と主張しているのに、「なぜ英語が話せるのか。」とよく聞かれるらしい汗うさぎ

 

  アメリカ人だと思ってもらえない。

沖縄にいる娘は基地内で軍隊に属さないアメリカ人として働いているが、見た目でアメリカ人だと思ってもらえず色々苦労しているようだ。

アジア系アメリカ人は少ないようで、身分証明書を見せているのにちゃんと確認せずに、「アメリカ人」だと認識してもらうまで一苦労するらしい。

 

韓国で英語を教えているもう1人の娘は、親御さんに韓国語で話しかけられるらしい。

他のアメリカ人の先生には話しかけずに、唯一アジア系アメリカ人の娘に話しかけてくる。

英語で「韓国人の先生はあちらですよ。」と言っても、変な顔をされるばかり笑い泣き

(娘は韓国語もまあまあ話せるけど、学校から英語オンリーでと言われているらしい。)

 

アメリカ人の友人とレストランへ行っても、他のアメリカ人には英語で話しかけ、娘には韓国語。

「いやいや英語で話していたの見てましたよねえ?」っと思うらしい

日本にいる娘も同じ状況らしい。

2人とも、そのまま英語で答え続けてアメリカ人を貫くらしい。

ちょいと意地悪だね〜ガーン

 

極めつけは、勧誘から逃げられない。

見た目アメリカ人にはそもそも声もかけてこないらしいが、娘達は英語で「わからない。」と言っているのに、「わかってるでしょう」っと中々諦めてくれないらしい。

 

  何かと勝手に通訳に使われる

アメリカ人といると必ずと言っていいほど、お店の人は娘達に注文を聞いたり、通訳するように促して来るようだ。

 

なんなら、他の外国人のお客の通訳までする羽目になることもあるらしい。

 

小さい頃からよく通訳に駆り出されているから、慣れてるだろうに、お礼も言わない人が多いらしく、いやらしいネガティブ

 

1番困るのは、病院や銀行といった類のものは、責任もついてくるから、簡単にできるものではない。

 

まあ、専門用語の通訳はその言語が話せても難しいから、私でもあまりやりたくないと思う。

 

  年齢より若く見られる

アジア人は他の人種に比べて若く見られがちで、特に娘達は実年齢より下に見られる。

 

高校生でお子様用メニューが出てきていたし、大学生でやっと中学生に見られ、25歳超えていても高校生扱い笑い泣き

 

お友達のハーフの子は反対に、小学3年生ぐらいから中学生に間違えられ、いつも日本でパスポートを見せて歩かないと子供料金にしてもらえなかったようだ。

 

娘達は未だに、居酒屋ではもちろん、夜遅く普通にお店にいただけで、身分証明書の提示を求められるらしい。

 

ぽってりフラワー最近聞いた面白い話ぽってりフラワー

 

いつもは開けないドアを、待っていた荷物が来たのかと出てしまった娘。ダスキンの勧誘の人に「お母さんかお父さんいらっしゃいますか。」と聞かれたらしい。

「いません。」と言えばいいものの、また子ども扱いされたことに腹立ち、「私、大人です。」と言ってしまったらしい爆笑

結果、断り切れずに、2週間無料のダスキンお試しをすることになってしまったとさ。

 

断れないってそこはハッキリ言えるアメリカ人だろう!って突っ込みたくなった。

 

アジア人は何かと若く見られて、私的にはありがたいけど、20代なのに10代に見られる娘達にはまだ、有難みを感じられないようだ。

 

デメリットと受け止めるか、メリットにするかは本人次第だと娘達に伝えてあるが、まだまだ修行が必要らしい。

 

See you soon花