こんにちは、こんばんは。
双龍です。
書道は、書道会や教室によってルールが異なります。
ふたば書道会が定めるルールを明示します♫
①なぞり書き→NG
②2度書き→NG
③折って書く→OK
④罫線を書く→NG
◎書道の枠を超えた、現代創作、書遊び、monochrome展は全てOK、なんでもありです。
◎月例、古典臨書、たなばた展、試験ではなぞり書き、2度書き、罫線が残った状態の作品はNGです。
①なぞり書きについて
お手本を下に敷いて、その上に新しい紙を置き、
手本を透かし見て書くことを指します。
練習時になぞり書きする分には構いませんが、
月例、たなばた展、試験の提出ではNGです。
※現代創作、書遊び、monochrome展は書道の枠を超えた自由な場でも推奨していません。
写真データでも、線を見れば、
なぞりはすぐにわかってしまいます。
できるだけ美しく書きたい!という意欲は嬉しいのですが、
公平性を保つため、そして今後の勉強のためにNGと定めます。
ただし、お遊びやmonochrome展などではOKです。
なにやっても構いません。
②2度書きについて
線の上から重ねてもう一度線を書くことを指します。
練習時や構成段階ではありだと思いますが、
月例、たなばた展、試験の提出ではNGです。
※現代創作、書遊び、monochrome展ではOKです。
しかし、2度書きについては、書道会や先生によっては積極的に推奨しているところもあるのが事実です。
それを「戦略的加筆」と呼びます。
条幅作品を書いた後に、例えば
「んー、、ここは太い方が見栄えがいいな、、上から塗っちゃおう」
2度書きは間違いではないありませんが、
絵のような線になってしまう2度書きは、
双龍個人的には良いとは思いません。
ただし、書道の枠を超えた、アートでは双龍もガンガン2度書きします。
③折り目をつけて書くことについて
紙に折り目をつけて書くことを指します。
これは全面的にOKにしています。
慣れていたら折らずに書くことも合わせて推奨します。
OKな理由としては、
提出時に郵送すると折って提出してもらうこともあるので、折り目は付く前提でこちらは審査しているためです。
作品を書くための折り目なのか、
封筒に入れるための折り目なのか判断が難しいです。
折り目をつけて書くことで、
上手くなる時期もあります。
特に級のお手本を書くときは、むしろ折って書くことをおすすめしています。
ただし、紙全体の余白を学ぶためには、折らずに書くことも重要です。
バランス良く練習していきましょう。
④罫線について
中心や位置を正確に書くために、
定規や鉛筆を使って罫線を引いて書くことを指します。
月例、たなばた展、試験ではNGです。
※出す時に消しゴムで消してあればOK。
これに関しては、罫線は簡単に消せるものなので、
審査側のこちらも引いてあるものかはわかりません。
罫線を引いて書く練習することも重要だと双龍は考えます。
以上が、ふたば書道会が定めるルールです。