双龍です。
書道は美しさにこだわることを毎日このブログでお伝えしていますが、こだわり「すぎて」はいけないのです。
「美しさ」というのは、時代によって変わります。
人の好みは千差万別でもあります。
先日、インスタとフェイスブックで誠という文字の人気投票したのですが、見事に票が割れました!
それに何千年も前の書が今と同じ美的感覚でもないのは想像つきますよね。
これは薦季直表(せんきちょくひょう)という古典です。
子供が書いたような文字にも見えますが、
勉強を進めていくと「巧さ」「美しさ」が見えてくるのです。
何世紀後も勉強に使われる訳ですから、当然そこに美しさは内包されているわけです。
結局何が言いたいかと言うと、、
自分の好みの文字だけ書いていっても、
それは1つの美しさでしかありません。
そこにこだわりすぎると薄っぺらい文字しか書けないのです。
好き嫌いで判断するのではなく、
何でも書いて吸収すれば、さらに書道の楽しさに気づくことができます!!
生徒の皆様には古典を書いていただきつつ、
ポイントをわかりやすぐお伝えします。
自分で美しさに気づくのが1番ですが、それは時間がかかりすぎるので、「何がすごいのか」を指導します。
ぜひ!古典も書いてみてください!
楽しくなかったら、私が楽しみ方を教えますので!!
騙されたとも思って書いてみてね
\\\\ ٩( 'ω' )و ////