双龍です。
ふたば書道会では、年に二度、師範試験が行われます。
その試験結果が今月発表されました。
その試験の中で、中学三年生まで指導することができる「初等科師範試験」があります。
その問題の中で「興居惟自適」を”習字”として楷書で書く、というものがありました。
(手本なしです)
習字の定義は、
①左右対称、正方形
②変化がない
③できるだけ太く大きく
それでは、合格された方の中で最も優秀だった方の作品を紹介いたします。
常日頃、ヒジや身体の使い方を意識されているのでしょう。
ここで、この作品を作る手順を解説いたします。
①半紙に折り目をつける
半紙を横に半分に折り、折った紙を三つ折りにすると、このような折り目ができます。
更に一マスの中の中心線があるとわかりやすいですね。
②左右対称、正方形を意識する
しんにょうの左の余白をできるだけ詰めることによって、
最終画をマスの端まで書くことができます。
横線と横線の間が均等であることも注目しましょう。
はい、これだけです!
シンプルですよね!
初等科師範試験はあまり難しく考えないようにしましょう。
ちなみに、「書道」に書き換えてみました。
大人まで指導できる師範資格はここまで理解しないといけません。
「習字」と「書道」を段階別に学んだ方がわかりやすいです。
みなさん、試験の「狙い」を意識しましょう。
\\\\ ٩( 'ω' )و ////