心屋認定カウンセラーのふたばです。
ラスボスはやっぱり。。。① の続き。
今回は子ボス達をご紹介。
我が家は、父親(子ボス)、母親(ラスボス)、姉(子ボス)、私の4人家族です。
途中から犬(友)が加わりました。
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我が家の父親は「ネ申」です。
そうと気づくまでは、「母親に苦労を掛ける憎き人」でした。
家のことは一切やらない
やりたくない事は一切やらない
自分の事しかやらない
自分の事でも、やりたくないことは母親にお任せ
洋服は自分で買わないくせに、気に入らないと着ない
食べたくない物は食べない
食べたい物だけ食べる
仕事では、出世街道を進んでいたみたいだけど、家で見る父親は「え!?どこが?」でした。
家事育児全て母親にお任せ。
何もやらない父親のせいで母親はいつも大変なんだ!!
そう信じて疑いませんでした。
いつか、ぎゃふんと言わせてやろう!
いつか、母親を苦しめてることを責めてやろう!
父親に対して秘かな闘争心を抱いてました。
もちろん、父親が働いてくれたおかげで、高校、大学にも行けました。
浪人もさせてもらいました。
しかも、大学の学費、高かったー!!
それでも、休むことなく働き続け、ため息ばかりつく母親の姿を見るのが、すごく嫌だったんです。
いつか、私が一人前になったら...
いつか、父親にモノ申せる立場になったら...
その「いつか」が訪れる前に気がついたんです。
父親が「神」だという事を。
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仁さんのブログで知った、「家の中には『神』がいる」という法則。
最初は、「へーーー!」と自分にはまるで無関係の話のように読んでいたんだけど、我が家の場合だったら誰が「神」なんだろう?ってふと考えてみたんです。
あれ…!?
恐らくこれが、私の心屋人生の中で、最大で唯一のぱっかんではないかと思われます。
父親が「神」だと気づいた途端、ほんっっとに一瞬で、父親に対する闘争心はきれいさっぱり無くなり、母親を苦しめる憎き人では無くなりました。
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3歳年上の姉は、「お姉ちゃんだからしっかりしなきゃ」という、いわゆる長女気質はありません。
本人もそう言っているので、間違いないです(笑)
幼い頃、姉と二人で電車に乗ってお出かけ。
降りるべき駅を通り過ぎてしまい、「どうしよう?」と次の停車駅から母親に電話をしたのは私でした。
私が苦手なことが得意
考えるより先に行動
顔立ちが華やか
私より背が高い
何でも私より先に経験 ←3つ上だから当たり前
姉がやること選ぶことが、何故かカッコ良く見えました。
姉の真似ばかりしてました。
でも、
姉と同じようにはできない。
姉と同じ結果にはならない。
姉が得意なことは私の苦手なことなので、当然と言えば当然。
もちろん、私の方が得なこともありましたが、「ない」に目が行ってしまうのが人間の性。
ずっと、姉には敵わないって思ってました。
少し破天荒なところがあるので、親に怒られてたのは、断然、姉。
親からしたら、少々手がかかる子だったかもしれません。
でもほら、「手がかかる子ほどかわいい」って言うし。
今では、手に職をつけ、優しい旦那さんと可愛い子供たち、そして、まだまだやんちゃなワンコと、幸せに暮らしています。
親が心配するようなことはもう何も無い、私からはそんな風に見えます。
やっぱり姉には敵わない!?
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我が家は年功序列ちっくでした。
明確なルールがあったわけではありません。
母親の動きを見て、私が勝手にそういうもんだと思ってました。
例えば配膳の順番。
母親がやる場合、常に自分を最後にするので、
父親 → 姉 → 私 → 母親
それを見ていた私がやる場合は、
父親 → 母親 → 姉 → 私
何かを選ぶ時も、姉が先、私が後でした。
父親は、絶対的存在。
母親は、守るべき存在。
姉は、姉だからリスペクトする存在。
私は、下っ端...
家族の中で、自分が一番下のポジションだと思ってました。
「一番下なんだからわがまま言って頼っていい!」
という発想は毛頭なく、
「一番下なんだから、迷惑をかけないよう、何でも自分でやらなきゃ!」
でした。
ポジションが一番低いということは、存在価値も一番低い って思い込んでいたかもしれません。
勝手にね。
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ラスボスの特徴追加。
人の話を聞かない
(こっちの話の後、食い気味で自分の話を始める)
電話に出る時の声が高くなる
(たとえ怒ってても)
③に続く