4月、「学力があまり身についていないということで、少人数教室に授業を受けに来ていた子どもたち~Aチーム」が、半年も経つと、それぞれの道を歩き始めます。
 
 私は、全員に関わらせるために、授業では全員発言を促し、コーチングではチーム全体に同じように話し問いかけ自己評価させます。
ですから、「自分を変えようとする子、変われる子」は、子どもたち受け取る側の意識にかかってくるのだなあと、ますます感じるこの頃です。


卒業組の子どもたちが見せた、成長への資質

2学期になった9月中旬でした。
「教室組の授業で、十分延びていける」と判断し、卒業させていった子どもたちがいます。数は4人。
 
【一つ目】
 
4人のうち、3人に共通していたことは、「苦手ながらも、発表しよう。」と自ら挙手していたこと。

ドキドキしながらも、教室の前面に出て、言葉に苦慮しながらも説明しようと頑張った子どもたちでした。
 
洋子さんや明子さんは、最後まで発表の声は小さいのが少々残念でしたが、「やってみよう」という意欲は、自分に自信をもつに十分だったと思います。
 
四郎君は、説明も素晴らしくうまくなりました。(少々、自信を持ち過ぎたような感じもありますが~。) 
 
これまでの経験から言っても、このように積極的に行動できる子は、伸びが早いようです。
 
 
【二つ目】
 
けれども、4人の中で、あまり発表しなかった花子さんも、卒業しました。

彼女は、前学年の時に、「算数に強烈な苦手意識を持ち、固まってしまった。」という経験を持っていた子どもだったそうです。

今は、テストも高得点を取り続けることができるようになりました。
 
 
始めは、「算数なんて、したくない。」と不満顔の彼女でしたが、それでも彼女は、教科書やノートを開き、授業中の話をきちんと聞き続けました。その点が、彼女が自分の気持ちを変えることができた要因ではないかと思うのです。
 
おそらく、話を聞き続け問題に挑戦するうちに、「自分にも問題が解ける。」という喜びを感じることができたこと。
 
つまり、逃げずに努力し続けた結果ではなかろうかと思います。
 
「算数が苦手、できない。」と、自己烙印を押した子は、なかなか授業中の話をきちんと聞く傾向にはありませんから。
 

【三つ目】

彼ら彼女らは、真面目でした。

宿題にも、果敢に取り組みました。

分からないところがあれば、家族に協力を申し出たようでした。
 
こんなこと、当たり前のこと・・と思いますが、その当たり前のことが十分にできていない子どもたちだからこそ、「学力があまり身についていない状態」になっていたと思われます。
 

終わりに~まだ、残っている子どもたちに
 
少人数教室には、「少し、前進しようかと、前傾姿勢になっている子どもたち」と、「まだ、足踏みをしている子どもたち」が残っています。
 
彼らには、それぞれの事情があるようです。
 
その要因を分析し、どのようにアプローチすればいいかと努力中です。