アーカイブ(アンコール遺跡 その2) | futaのブログ

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2012年にリタイア後、一年の前半は旅行を楽しんでいます。
旅の記録としてブログを立ち上げました。日常の記事も載せていきます。
尚、風太は以前飼っていたペットのウサギの名前です。

2005.10.7 夫婦でアンコール遺跡を訪ねた時の記録 2日目です。
■プラサット・クラヴァン 10世紀 モクレン科の花の名の寺院 ヒンドゥー ヴィシュヌ神

レンガ造りのクメール建築内部ヴィシュヌ神のレリーフ

レンガに彫刻してあります

■東メボン 10世紀 ラージェンドラヴァルマン2世 ヒンドゥー シヴァ神

レンガの上に漆喰を塗って彫刻してあります

仏像もありました ヒンドゥーの神様と共通の神でしょうか

屋上から

■バンテアイ・スレイ 10世紀 ラージェンドラヴァルマン2世~ ヒンドゥー

シヴァ神の彫刻 全体に施された彫刻は素晴らしいものです

東洋のモナリザと言われる天女(デヴァター)の彫刻で有名です
デヴァターは全部で16体あります
綺麗に残っているデヴァターは3体だけだそうです

北祠堂東面

ナラシンハ(頭がライオンの半身半獣)はレプリカだそうです

南祠堂東面

1923年にアンドレ・マルローが一儲けしようと何とデヴァター4体を切り出して盗もうとしました

数年後元に戻しましたが残念ながら傷ついてしまいました

持ち出したのは4体としても、切り出しに失敗して顔面が割れたり鼻が欠けたりしているのは
全て彼らの仕業ではないかと思っています

南祠堂東面

南祠堂西面

門衛神のデヴァラパーラは全部で8体あります

デヴァターは彫が深く表情豊かで芸術性が高いものです

北祠堂西面

右側のデヴァター拡大

右側(北祠堂南面西側)のデヴァターはアンドレ・マルローが盗んだものの一つです

■東洋のモナリザ(北祠堂南面東側 ガイドブックより)

 

■プリヤ・カーン 12世紀末 ジャヤーヴァルマン7世 仏教・ヒンドゥー
東の参道

東の参道から中へ

内部の浸食はかなり激しい

観世音菩薩のレリーフ

カジュマルの木の浸食がすごい

西の参道

円柱の経蔵

ガルーダの像

祠堂

■ニャック・ポアン 12世紀後半 ジャヤーヴァルマン7世 仏教
名称はヘビの彫刻に由来 人工池の中に築かれた

蛇が蜷局を巻いていて右下に尻尾がみえる

内部

■プレループ 10世紀 ラージェンドラヴァルマン ヒンドゥー
プレは変化、ループは体を意味する 火葬場

内部

上階からの眺望

当時は自由に近づいたり触れたりできましたが、最近では離れたところからしか見れないようです
3日目につづく・・・