2005.10.7 夫婦でアンコール遺跡を訪ねた時の記録 2日目です。
■プラサット・クラヴァン 10世紀 モクレン科の花の名の寺院 ヒンドゥー ヴィシュヌ神
レンガ造りのクメール建築内部ヴィシュヌ神のレリーフ
レンガに彫刻してあります
■東メボン 10世紀 ラージェンドラヴァルマン2世 ヒンドゥー シヴァ神
レンガの上に漆喰を塗って彫刻してあります
仏像もありました ヒンドゥーの神様と共通の神でしょうか
屋上から
■バンテアイ・スレイ 10世紀 ラージェンドラヴァルマン2世~ ヒンドゥー
シヴァ神の彫刻 全体に施された彫刻は素晴らしいものです
東洋のモナリザと言われる天女(デヴァター)の彫刻で有名です
デヴァターは全部で16体あります
綺麗に残っているデヴァターは3体だけだそうです
北祠堂東面
ナラシンハ(頭がライオンの半身半獣)はレプリカだそうです
1923年にアンドレ・マルローが一儲けしようと何とデヴァター4体を切り出して盗もうとしました
数年後元に戻しましたが残念ながら傷ついてしまいました
持ち出したのは4体としても、切り出しに失敗して顔面が割れたり鼻が欠けたりしているのは
全て彼らの仕業ではないかと思っています
南祠堂東面
南祠堂西面
門衛神のデヴァラパーラは全部で8体あります
デヴァターは彫が深く表情豊かで芸術性が高いものです
北祠堂西面
右側のデヴァター拡大
右側(北祠堂南面西側)のデヴァターはアンドレ・マルローが盗んだものの一つです
■東洋のモナリザ(北祠堂南面東側 ガイドブックより)
■プリヤ・カーン 12世紀末 ジャヤーヴァルマン7世 仏教・ヒンドゥー
東の参道
内部の浸食はかなり激しい
カジュマルの木の浸食がすごい
西の参道
円柱の経蔵
ガルーダの像
祠堂
■ニャック・ポアン 12世紀後半 ジャヤーヴァルマン7世 仏教
名称はヘビの彫刻に由来 人工池の中に築かれた
蛇が蜷局を巻いていて右下に尻尾がみえる
内部
■プレループ 10世紀 ラージェンドラヴァルマン ヒンドゥー
プレは変化、ループは体を意味する 火葬場
内部
上階からの眺望
当時は自由に近づいたり触れたりできましたが、最近では離れたところからしか見れないようです
3日目につづく・・・