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西門から境内に入り、まず真っ先に向かったのは四天王寺のご本堂である「金堂」、ではなく境内の北東地区にある

『極楽浄土の庭』

でした。

 

 

なぜ、ここに真っ先に向かったのかと言いますと、

中陰中の旧友が今、歩いているであろう「白道(びゃくどう)」を、私も少しでも体感したかったからです。

 

上図の左上の出入口を入ると、まずは釈迦三尊石があります。

その釈迦三尊に背中を押されるようにして、「水の河」・「瑠璃光の池」を横目に、その白道をどんどん進んでいきます。

そして行き着く先が、「極楽の池」。

そこで、亡くなった方は中陰を終え阿弥陀三尊石に迎えられます(下写真の池の中央)。

 

 

蓮の季節だと、とても綺麗な水面になるのでしょうね。

ちなみに奥に見える高い近代的なビルは、「あべのハルカス」です。

 

白道の途中、残念ながら旧友には会えませんでした。

でも、感じるものはありました。

それだけで、充分でした。

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それでは、四天王寺境内の中心に戻りたいと思います。

 

 

しかし四天王寺境内は街中の寺院としては本当に広大で、全てを漏れなく見ようと思うと丸一日はかかると思います。

私が本日、西門と極楽浄土の庭、そしてこの五重塔・金堂・講堂(四天王寺式伽藍)を堪能するだけでも2時間弱かかりました。

なのでその全体像は、私が書くよりもネットで調べたほうが正確な情報があると思いますので、四天王寺のことを詳しく知りたい方には申し訳ありませんが、ここでは書きません。

 

さて今回は、2回に分けてブログを書きました。

なぜ分けたのか、自分でもよく分かりません。

また内容は私的な感情ばかりの書き込みで、これも申し訳ありません。

まだまだ私自身、そんな複雑な心境の毎日です。

 

でもこの旧友の中陰参りの一ヶ月間、大阪の天王寺区を中心に寺院や関係箇所を訪れることができましたが、「お寺にお参りする」ということが 『本当は』 どういうことなのか、少し分かったような気がします。

本当に深い、一ヶ月間でした。

南無阿弥陀仏

 

合掌

 

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