令和5年8月11日(祝)上高地~槍沢ロッヂ~槍ヶ岳~南岳~南岳小屋(長野県)
午前2時に起きて顔を洗って歯を磨いて着替えて、バックパックと登山靴を持って玄関に置く。
朝早くて誰もいないので、今日は登山靴が無くなる心配はない。
昨日、館内の写真を撮るのを忘れたのでいろいろ撮ったが、真っ暗なので上手く撮れなかった。
そして、登山靴を履いて表に出ると満点の星空だったので、その空を撮ったが
これも上手く撮れなかった。
前日に準備していたが、真っ暗な中で着替えたりして忘れ物が無いか
いろいろと確認していたら、結局出発したのは午前3時30分になってしまった。
と言う事で、ヘッドランプの明かりを頼りにテント場を抜けて
途中の分岐でGPSを確認して右に曲がって下って
暫くして再度確認したら、間違っている事に気づき登り返した。
せっかく早く出発したのに、30分のロスタイムになってしまった。
そこから正しい登山道を進み、暫くすると地平線が明るくなってきた。
遠くには「富士山」も見えた。
そして、1時間ほどで「大喰岳」(標高3,101m)に到着。
山頂には、カメラを持って朝日が昇る槍ヶ岳を狙っている人達がいた。
そこから暫く歩くと、キレイな朝日が昇ってきた。
その朝日が稜線を照らし、その中をドンドン進む。
そして、1時間ほど進み「中岳」(標高3,084m)に到着。
振り返ると「槍ヶ岳」かなり遠くなっていて、左には「常念岳」がキレイに見えた。
そこから更に進み、途中で岩場が見えてきて近くまで行くと結構切れ落ちていて
ストックを仕舞って、両手を使って慎重に進む。
しかし、標高が3,000mを超えているからなのか、ここまで2日間の疲れが出てきたのか
息が上がって中々ペースが上がらず、何度も立ち止まって水を飲んで息を整える。
そして「天狗原」の分岐を通過して2時間30分ほど進み「南岳」(標高3,032m)に到着。
そこからは「南岳小屋」が見えた。
そして、午前9時に「南岳小屋」に到着。
とりあえず「リポビタンゼリーSports」を飲んで「スポーツようかん」を食べて
「アミノバイタルゴールド」と「塩飴チャージタブレッツ」を飲んでエネルギーを補給する。
しかし、予定では午前7時までに着く予定だったが、ヘッドランプで暗い中を歩いて
稜線は予想外に登りと下りが多く息も上がり、ほとんどが岩場とガレ場だったので
足を捻ってネンザしたら、そこから動けなくなってしまうので慎重に歩いたので
かなり時間が掛かってしまった。
と言う事で、とりあえず南岳小屋でトイレを済ませ、ハイドレーションに水を補給したら
出発前に3L入れたのに2Lも減っていた。
そして、岩や木に引っ掛かってバランスを崩したらシャレにならないので
バックパックのウエストベルトのポケットに入れている
落とさないようにヒモを付けているデジカメと
ズボンのポケットに入れている、GPSナビを確認する為の同じくヒモを付けてるスマホを
ショルダーベルトに付けている「パゴワークスのポーチ」に仕舞い
ストックもバックパックに仕舞う。
ちなみに、登山靴のヒモは引っ掛かったり、ほどけて自分で踏んでコケたりしない様に
いつもこんな風にヒモの中に入れている。
そして、すべての準備が整いヘルメットを被ってグローブをはめて
今回の「3泊4日 北アルプス縦走登山」の最大の難所である「大キレット」に突入する。
(南岳小屋の中に貼っていた「大キレット」の案内図)


















































