平成24年3月10日(土)チセヌプリ バックカントリー
朝9時30分にTさん夫婦が宿に迎えに来てくれて、チセスキー場に向かう。
そして20分程で駐車場に到着して、早速準備開始。
その駐車場からは、今日目指す「チセヌプリ」の山頂が見える。
そしてリフトに乗ると、自衛隊が迷彩服で訓練をしていた。
上まで登り、少し降りた所でスノーシューを履いてハイク開始。
最初は緩斜面が続くが、普通に引き離される。
途中で少し休憩して更にハイク。
前方には先着組が数名ハイクしている。
そしてドンドン引き離され、ついには見えなくなってしまった・・・。
しかも、頂上が近づくにつれて急斜になってきた。
ここからは自分との戦い。
そして遅れる事10分、なんとか標高1134mの「チセヌプリ山頂」に到着。
ちなみに、Tさんは40分、奥さんのMさんは1時間、そして自分は1時間10分・・・。
でも天気は最高で、北には海が見え、東にはニトヌプリが見える。
最初の斜面を滑り、次の大きな斜面をビッグターンで気持ちよく滑った。
あまりに気持ち良過ぎて「ストッ~プ!」の声が聞こえず、そのまま下まで行ってしまった。
そこから、頭が当たりそうな標識の下を通り、ツリーを抜けて雪秩父温泉に到着。
そして、無事に駐車場に到着。
ハイクはキツかったけど、今日は天気が良くて凄く楽しかったので
自分にとっては間違いなく「THE DAY!」だった。
ちなみにGPSのログはこんな感じ。
そしてみんなで「エフエフ」へ。
でき立てで、スゴク美味しい!
そして、ゆっくり休憩した後にそのまま送ってもらい、宿に戻ってパッキング。
パッキングが終わったあとは、今日もお昼寝タイム。
そして今日の晩御飯。
今朝帰ったロシアンガールと入れ替わって、今日はロシアの若いカップルと3人。
という事で、自分はなんかチョット「おじゃま虫」な感じ。
そう言えば昨日の夜、ロシアンガールに
「明日7時30分のバスで帰るから、7時にタクシー呼んでくれる?」って言われた。
「えっ? なんでオレが?」って思いつつも、何処に電話していいか分からないので
オーナーに頼んだ。
そして「オーナーに頼んで7時にタクシーが来るように電話してもらったよ」って言ったら
「OK~、おやすみ~」って軽く言われた。
「パシリかよ!」
ちなみに、今日のカップルの女の子の方は「ザ・ウクライナ」って感じでスゴク綺麗で
青い目に吸い込まれそうになったが「スケベじじい」って思われないように
とりあえず、男の子の方とばかり話をした。
そして御飯を食べたあと、窓の外に毎週末に上がっている花火がキレイに見えた。
そのあと、いつものようにメールのチェックと画像の整理をしていると
「ヒザを怪我した~!」ってDちゃんが突然現れた。
どうやら、ファミリーリフトを降りてスグの急な所でこけてヒザを打ったようだ。
まあ見た感じ、青くなってチョット腫れてたけど大丈夫そうだったんで
「明日無理して滑ったらアカンで」って言っておいた。
「で、怪我したことをわざわざ言いに来たん?」って聞いたら
「違うよ、明日帰るんでしょ? だから『ありがとう』ってお礼を言いに来た」って言われた。
怪我をした足を引きずりながら、わざわざお礼を言いに来てくれた
そんなけなげなDちゃんの姿に、オッサンはちょっとウルウルしてしまった。
そして、暫くいろいろな話をしたあとDちゃんを見送り、午後11時30分就寝。