平成17年1月21日(金)菅平パインビークス 静岡カップ第1戦(JSBA公認大会)SBX
仕事から帰宅後シャワーを浴びて、午後8時に自宅出発。
国道1号線から京滋バイパスに乗り名神に入る。
関ケ原の手前から雪が降り出し、除雪車を先頭に渋滞が続いた。
大垣の手前からは雪もやみ順調に進む。
その後小牧JCTを左に折れ中央道へ。
食事の為に駒ヶ根SAに入った時には、すでに日付が変わっていた。
お昼から何も食べてないのでお腹がペコペコだ。
夜も遅いが、ガマンできずに焼肉定食を食べてしまった。
しかも、御飯大盛りで。
御飯を食べている時に携帯を確認したら、パソコンから転送されたメールが入っていた。
そのメールを開くと「大会がんばれメール」だった。
いつも一人で行動する自分にとっては、とてもありがたい事だ。
運転の疲れも一気に吹っ飛んだ。
食事を済ませて売店でソフトクリームを買い、給油を済ませて再び車を走らせた。
岡谷JTCを左に折れて長野道を抜け、暫らく走り更埴JCTを右に折れ上信越道に入った。
上田菅平インターで降りスキー場へと向かう。
インターを降りた後30分ほど走り、途中大した積雪もなく無事スキー場に到着。
顔を洗い歯を磨き、明日の準備をして着替えを済ませ
午前3時就寝(車中泊)。
平成17年1月22日(土)静岡カップ第1戦(JSBA公認大会)
菅平パインビークスキー場(長野県)
天候 雪のちくもり 気温-5℃~0℃ 湿度50%~90%
雪中温度-5℃~-2℃ 雪面温度-5.8℃~-2.5℃
午前7時起床。
眠い・・・。
今シーズン初の大会と言う事で、忘れ物の無いように入念にチェックする。
フリーラン用の板、大会用の板、ヘルメット、プロテクター、ゴーグル、予備のゴーグル
グローブ、予備のグローブ、スタートワックスセット、作業台、水、サプリメント、
エナジーゼリー、マウスピース、その他いろいろ。
カロリーメイト(チョコレート味)を食べながら着替えをして
バックパックに荷物を入れ、板2本とスタートワックスセットが入った
作業ケースを持って受付に向かう。
「おはよう!今シーズンもよろしく」
「こちらこそお手柔らかに」
受付をしていたらS木君に声を掛けられた。
彼はいつも安定して上位に入り、毎年のように東海地区を勝ち上がり全日本に出場している。
いつも冷静で落ち着いた滑りは、自分も見習う所が多い。
簡単にお互いの近況を話した後、リフト券を買いスタートエリアへと向かった。
大会に出場するからと言って特別に優遇される事はない。
普通にリフト券を買って普通にリフトに並ぶ。
もちろん大会が始まっても普通にリフトに並ぶ。
スタートエリアに早く戻って次のヒートの準備をしたいのに
混んでいてなかなか進まない時などはイライラする。
この様な事はすべての大会で同じように繰り返される。
もう少し考えて欲しいけど。
軽くフリーランをして、体を温めながらコースの下見をする。
コースは300m位のストレートに、3連ローラー→テーブルトップ大→
テーブルトップ大→テーブルトップ大が続き、その後に左バンク→右バンク→
キッカー小→コーンウェーブ→テーブルトップ中→左バンク→キッカー中→
キッカー大→2連ウェーブ→ローラー→右バンク→テーブルトップ小→ゴール。

最初のストレートはとにかく全開で攻め、バンクに差し掛かる時にはスピードは
マックスになりそのままバンクに進入する。
その後もスピードが落ちる事なく、一瞬でも気を抜くと簡単に弾き飛ばされる。
凄くハードな超スピードコースだ。
開会式の後インスペクション(試走)が始まった。
1本目はゆっくりとコースの下見をし2本目からは少しスピードを上げて滑った。
しかし今年から変えた板のセッティングがイマイチしっくりとこない。
3本目を滑ってもどうもうまくスピードに乗れない。
フリーランでは問題なかったがクロスのコースを滑ったらジャンプやバンクで
うまく板をコントロールすることが出来ない。
残り少ししか時間が無かったが、急遽スタンスを左右とも5mmずつ広げる事にした。
そのセッティングで4本目を滑ったらとりあえずはいい方向にいったので
そのまま本戦に望む事にした。
インスペクション終了後、S木君とお互いの情報を交換しコース攻略と戦術について
いろいろと検討した。
1回戦。
スタートゲートに入りオフィシャルの合図を待つ。
気持ちを集中し前方を見つめる。
「ライダースレディー・・・・ゴーッ!」
ゲートが勢い良く開き思いっきりバーを引き寄せスタートを切る。
少し出遅れるが3連ローラーでパンピング(積極的に加速する事)して前に出る。
そのままトップでバンクに入った。
ホールショット!(トップで最初のバンクに入る事)
しかしアウト側に人影が見える。
アウトから1人が被せてきた。
相手の板が僕の板のトップに当りバランスを崩す。
「ヤバイ!」
一瞬板が横を向くが、何とか転倒は逃れ2番手でバンクを通過。
その後も全開でトップを追いかけるが抜くことが出来ず
そのままゴール。
2位。
2回戦。
ゲートに並んだ6人。
その内の1人は朝挨拶をかわし、一緒にコース攻略と戦術を話したS木君。
隣には昨シーズンの西日本東地区チャンピオンのK村君。
今回の優勝候補。
なんとしても、この2人の前に出なければ3回戦には進めない。
ゲートに集中し合図を待つ。
「ライダースレディー・・・・ゴーッ!」
勢い良くゲートが開く。
「ヤバイ出遅れた!」
スタートのタイミングが合わず出遅れてしまった。
必死のパンピングでなんとか追い付こうとした。
3連ローラーを抜けテーブルを3つ超え全開でバンクに差し掛かる。
1人が先にバンクに入りイン側から
S木君、K村君、自分の順で横一線バンクへなだれ込む。
その時S木君とK村君が接触。
その隙をついて2人を一気にアウトから抜き去る!
そのまま右バンクを抜けキッカーへ。
2番手!
ウェーブ、テーブル、左バンクを抜け、後ろを振り返ると3番手はかなり後方。
「ヨシ!いける!」
そのまま全開で1つ目のキッカーを飛び、2つ目のキッカーを飛んだ時
「えっ?ウソッ?」
調子が上がってきたのと、バーンが締まってきた事で
今までに無いスピードと高さでキッカーを越えてしまった。
なんとかランディング(着地)するも、2連ウェーブが目の前に迫る。
インスペクションの時は2つともナメて(飛ばないで超える事)いたが
このスピードでナメようとすると弾き飛ばされる。
かと言って、2つ同時に飛び越えるのは未知数でスゴク危険だ。
判断する時間はコンマ数秒!
その一瞬の内に「2つ同時に飛び越えるのは危険」と判断しナメる事にした。
しかし2個目のウェーブで弾かれバランスを崩す。
ナチュラル180をメイクしスイッチ(後ろ向き)で次のローラーを超え
次のバンクでレギュラーに戻すが止まるようなスピードまで減速してしまう。
「頼むから来んといてーっ!」
その願いも虚しく、必死でパンピングする僕の横をあざ笑うかのように
1人、2人、また1人と3人にまとめて抜かれた。
ゴールまであと20mの所で・・・。
そのままゴール。
5位・・・。
S木君は2位。
K村君は最初の接触で大きく出遅れ6位。
完全に自分のミス。
ゴールエリアの外に出て、その場から暫らく動けない。
重い腰を上げてスタートエリアに戻り、荷物を片付け最初のバンクの所まで降りた。
悔しいけど、勉強の為にファイナルまでみんなの滑りを見届けて
良い所はどんどん目に焼き付けた。

車に戻り片付けをしていると、偶然S木君の車が近くにあったので着替えながら
いろいろと話をしていたら、Aちゃんが車で横まで来て
「オジサン達、また明日~!」
って言って一旦篭っている(長期滞在する事)白馬まで戻って行った。
確かにオッサンやけど・・・。
S木君は今年30歳になって気にしてたけど、自分から見ればまだまだ若い。
Aちゃんは若干23歳。
今日の女子優勝者。
昨日も白馬の大会で優勝して2連勝。
ちなみに翌日も優勝して3日で3連勝!
スゴイ。
来シーズンのプロ昇格は間違いないだろう。
しばらくアレコレとセッティングを試してスタンス幅と角度を決めて
一段落したので、街?に行って温泉に入ることにした。
車で20分くらいの距離だがすぐに睡魔に襲われる。
温泉に到着した時にはフラフラだった。
ちなみに温泉の名前は「さ〇だ町立 ふれあい さ〇だ館」
実にいい名前だ。
露天風呂にゆっくり浸かり、お風呂を上がった後
いつものように100円マッサージをした。
廊下の壁には町民の手作り作品が展示してあった。
パッチワーク、服、カバンなど。
中○ツヤ子は1人で5点も出品していた。
気合が入っていた。
隣接している温水プールでは、オバちゃん達が豪快に水しぶきを上げていたが
泳いでいるのか溺れているのか良く分からなかった。
その後大広間でストレッチをした。
畳が気持ちよくて仰向けでストレッチをしていたら、知らない間に寝てしまった。
目が覚めた時には2時間が経っていた。
食事を済ませスキー場に戻り、歯を磨き明日の準備を終え
午後10時就寝(車中泊)。
第2戦に続く・・・。
