平成２１年１月３日（土）
朝ごはんを食べて、いつもの様にノンビリと滑る用意をして
Ｍちゃんと２人でゲレンデに向かった。
ちなみにＫ君は昨日失くしたデジカメを探しにワイスに行った。
無理やと思うけど・・・。
そんなＫ君を少しだけ気にしながらセンターフォーを上がると
風も無くガスも無く視界は良好。
そのまま６Ｃに乗り継いで花園ゲレンデへ向かう。
そして今回開拓した第１のエリアに入ったが
前日からの降雪が少なくイマイチだった。
と言う事で一旦戻ろうと花３リフトに乗ったらこんな人形がお出迎え。
そしてリフトを降りてピークを見上げるとハイクしてる人を発見！
急いでリフトを乗り継いで上に行ったがゲートは開いていなかった。
さっき登ってたのは雪崩調査隊の人達だった・・・。
仕方ないので再び花園に戻り、今回開拓した第２のエリアへと向かった。
ツリーを抜け目の前に広がったバーンはノートラックのパウダー！
ね！ すごい所を発見したでしょ！
この場所は今回開拓した一番の収穫なんです。 （ちょっと自慢）
しかしＭちゃんは手前で埋まってしまい
仕方なくそのままゲレンデ方向に滑るしかなかった。
もったいね～！
と言う事で、目の前のノートラックのパウダーバーンを独り占め！
気持ちイイ～！
一人で叫びながら一気に滑る！
しかし・・・。
途中で右に曲がってゲレンデに出ないと戻れないのに
あまりにも気持ちよくてそのまま真っ直ぐ行ってしまい
しかも沢の様なボウルにはまってしまった・・・。
とりあえず板を外すが胸まで埋まり、前にも横にも動けない。
しかし何とかそのボウルを這い上がり一旦休憩。
そしてゲレンデに向かって一人ラッセル。
昨日のワイスに引き続き２日連続のラッセル。
恐るべし白い悪魔！ 白い悪～魔～！
そんな中で必死でラッセルしているその時
トントン。
誰もいないはずの静まり返ったツリーの中で後ろから肩を叩かれた。
うわーっ！
ビックリして後ろを振り返ると！
木から落ちてきた雪の塊が２個、イイ具合に肩に当たっただけだった。
そんな一人芝居をしながら３０分かけてゲレンデに戻り
花１リフトまで戻って、何とかＭちゃんと合流。
そんな様子を伝え聞いたＴちゃんからＭちゃんへのメール、
「パウダーを求めて深追いした男がいたんですよ～
な～に～、やっちまったな！」 （Ｔちゃん作）
「男は黙ってラッセル！ 男は黙ってラッセル！」 （Ｍちゃん付け足し）
ハイ、その通りです・・・。
丁度そんな時にワイスに行っていたＫ君から電話があり
みんなと合流して一緒にお昼を食べる事になった。
そして花園ゲレンデに迎えに来てくれたＫ君が
満面の笑みでこっちに近づいてきた。
何とデジカメが見つかった！
朝一のキャットに乗って最後に滑ったゲレンデを見たら
普通に落ちていたらしい。
一日で簡単にゲレンデがリセットされるワイスで見つかるなんて
ドラマでもありえないような奇跡！
そんな奇跡に喜びながら、駐車場を出て倶知安の街に向かう途中
みんなの笑顔を消し去る事件が起こった。
車が緩やかな右カーブに差し掛かった時に真横に滑り
慌ててカウンターを当てるが、反対に真横に滑った。
そしてそのまま１回転半ほど回転しながら
両脇の雪の壁に激突して止まった。
・・・・。
幸いにも３人にケガは無く、とりあえず外に出て車を確認すると
バンパーにキズがついていて、右のコーナーランプと
フォグランプが割れていた。
しかしその他に特に大きな損傷は無かったので
そのまま倶知安の街に向かった。
そしてみんなと合流して事故を報告。
でも３人とも無事だったので一安心と言う事で
気を取り直してみんなでお昼ごはんを食べた。
今日のお昼ごはんは 「魔法の鉄鍋ランチ」 何が魔法かようわからんけど。
そして食後のコーヒーとケーキ。
お腹がイッパイになったところで花園に戻り
Ｋ君とＭちゃんと３人で、さっき埋まった所に行き
「スキーやったら行けるかも分からんから行ってみて」
って、Ｋ君に頼んで行ってもらった。
しかしスキーでも無理だったらしく、歩きながら戻るＫ君。 ごめんなさい・・・。
そん中、グラトリで楽しむＭちゃん。
その後は一旦ヒラフ側に戻りメロン経由でゴンドラ乗り場まで戻り
スインギングモンキーに乗って軽くツリーを流した。
そしてＫ君は車を止めている花園に戻った。
少し日が暮れてきたが、今日が最後なのでＭちゃんと２人で
残りのパウダーを求めて暗くなるまで滑った。
最後はファミリーゲレンデまでノンビリ滑り
板を外して２人でハイタッチ！
充実感イッパイで宿に戻るとＭ先生夫妻が遊びに来ていた。
と言う事で今日のタマちゃん。
タマちゃんが帰った後は晩ごはんまで急いでパッキング。
そして今日も美味しい晩ごはん。
晩ごはんの後は 「雪秩父温泉」 へのリベンジ成功。
帰りはいつもの様に買出しをして宿に戻り飲み会開始。
運がいいのか悪いのか、デジカメが見つかって喜んでいたのに
直後に車をぶつけて落ち込んでいるＫ君は、飲み会の最中に
必死にヤフオクで補修パーツを探していたのは言うまでもない。
ラストにつづく・・・。