バックカントリー講習会 その8「雪崩リスクマネージメント」 | HIRO'S DIARY vo3

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バックカントリーの講習会に行ってきました。

18日(金)は机上講習会。

1時間目のテーマは「雪崩リスクマネージメント」

雪に対する知識とその先にある雪崩に対する知識を勉強。




2時間目のテーマは「セルフレスキューとロープワーク」

負傷者が出たときのレスキューの方法とその時に使うロープワークを勉強。




そして翌日の19日(土)は実際にフィールドに出て実践をした。

場所は「甲子園浜海浜公園」の砂浜と公園



まず始めに基本的なビーコンの使い方の講習を受けて
その後にビーコンを砂浜に埋めて各自で検索の練習。





その後は2グループに分かれ、シャベルとプローブを使って
実際に雪崩が起きたと想定してどちらが早く埋没者(ビーコン)を
探す事が出来るかを競争。




3回行って平均5分で発見できたが、実際の現場では砂浜のように
平坦ではないし、天気も吹雪いてるかもしれないし
デブリもスゴク堅くて中々掘り出せないと思うので
埋没者が生還するためのリミットである
20分以内に掘り出すことはかなり難しいと思う。

そしてお昼ご飯は有志の方2名が用意してくれたご馳走を頂いた。



最初にトマトベースの魚介類がたくさん入った「海鮮トマト鍋」




トッピングにイベリコベーコンを入れて美味しさ倍増!



そのあとは鳥を2羽丸ごと蒸した物やコーンスープもあり




ダッジオーブンの中には、ジャガイモとニンジンがイイ感じに蒸しあがっていた。




そしてデザート?には焼き芋が登場!



そんなご馳走でお腹がイッパイになり体が温まった後は
ロープワークの実践を行った。



最初は基礎を確認して、次に木にロープを巻きつけて
トラバースの時に使うロープワークの方法を練習。





そして、救助者を引き上げる為のロープワークを練習した。




その後は、バックパックを使って救助者を運ぶ方法や




ブルーシートを使って運ぶ方法も練習した。




ロープワークは中々難しく、その時は分かってもすぐに忘れてしまう。

でも最低限必要な3つの結び方は完璧?

あと救助者の運搬方法も、雪の無い平地なら出来るが
雪上の急斜面で、更につぼ足だとかなり厳しいと思う。

まあどちらにしてもこのような事態にならないように
事前の準備をしっかりして
決して無理をしないようにしなければならないと思う。

って「お前が言うな!」

 

 

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