新木場 スタジオコースト | バルーン・ショップの日々

バルーン・ショップの日々

日本ではまだ珍しい存在の風船専門店。

その日々の格闘の様子や、バルーン・デコレーションの現場風景をお届けします。

クラブがお好きな方はもちろん、新木場にある「スタジオコースト」をご存じの方は多いのではないでしょうか。

 

日本最大の箱(施設の事を箱と言ったりします)で、「アゲハ」の名称でも有名ですね。

「スタジオコースト」という名称は施設の事で、昼間はライブやホールとして、夜は「ageha(アゲハ)」が深夜イベントを行っているという感じですね。

 
そのスタジオコーストですが、来年(2022)の1月で閉館してしまう事になりましたね。
20年に渡って運営されてきましたが、とうとう終わってしまいます。
 
僕はコーストが2002年にOPENしたときから仕事で関わってきましたので感慨深いものがあります。
OPEN時の演出、コンサートの装飾や年末のカウントダウン・・・
そして毎年クリスマスイブに独り者の男女が集まるビックイベント「Sabisinnbo Night(サビシンボナイト)」
 
サビシンボナイトとはもう18年お付き合いさせていただいていて、毎年クリスマスイブを一緒に過ごさせていただいておます。
イベントの多い12月になるとスタジオコーストに通っているような日々でしたね。
フロアのあの匂いを嗅ぐと、もう12月だなぁと思ったものでした。
 
                 アイランドバー装飾
 
コーストはプロのアーティストから見ても音響が素晴らしく、フロアの作りなども人気があるようですね。
 
あの大きなスピーカーは上下に動くのですが、僕らは演出の際にスピーカーより上のキャットウォークという作業スペースに潜んでいるんです。
そこにはスピーカーを上下させるためのワイヤーが張り巡らされており、それを乗り越えて持ち場につくのですが、油と埃にまみれた天井でクリスマスイブは更けてゆくのです(笑)。
 
赤いスピーカが降りているところ。        
白い丸の中には500個ずつ風船が入ってます。
 
                ウォーターバー装飾
 
コロナの関係で昨年からコーストへ行くことが減り、これが明けたらまたと思っていたため、閉館は寂しいニュースでした。
 
最後にお客として一度行こうかなぁ・・・
 
 
ミーシャさんのライブ装飾