うさぎのウサ子ちゃんのお話 | バルーン・ショップの日々

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日本ではまだ珍しい存在の風船専門店。

その日々の格闘の様子や、バルーン・デコレーションの現場風景をお届けします。

我が家には7歳になる白うさぎのウサ子ちゃんがおりました。

 

こんなお茶目な姿も見せてくれる、なかなか暴れん坊な女の子でした。

 

今年の秋になる頃、血便が出るなど異常があり主治医の所に連れていったところ、子宮に腫瘍があるとの事でした。

年齢的にも全身麻酔はかなりのリスクが伴うのは分かっていましたが、食も細くなりどちらにしてもこのままでは悪化していくのは間違いないとのお話から、手術で取り除く決断をしたのでした。

 

ウサ子ちゃんは無事に麻酔からも覚め、1週間ほどの入院から自宅に帰ってきました。

とにかく食欲を復活させるため、大好きな干しリンゴやレタスなどをあげ続けたところ、少しずつ少しずつ食欲が戻り始めてようやく草に口をつけるようになってきました。

 

そうして手術から3週間ほど経った晴れた土曜日。

ウサ子ちゃんは体を支える力が無くなりました。

絶対的に少なかった食事量のせいで体力が無くなったのか、お医者さんに言われていた転移の可能性というのが原因なのかわかりません。

 

だんだん目の光が弱くなっていくウサ子ちゃん。最後に頭を撫ぜながら看取ってあげられた事だけは幸いでした。

うさぎにとっての寿命は7~8年と聞きましたので、なんとかまっとうさせてあげられたのならいいのですが・・・

 

お気に入りの赤いボールといつも一緒でした。

 

亡骸を火葬してもらうため、ネットで見つけた業者さんに連絡をしたのですが、遺骨は海に散骨するとのお話や何かひっかかる内容部分があったためお断りしてしまいました。

 

「ウサ子の遺骨はどこへ行ったのだろう・・・」と、ずっと心にひっかかるのが嫌だったんです。

 

そして市川市民が利用できる市営のペット火葬場を知り、そちらで手続きをしました。

ウサ子を運んで預けると、数日後の遺骨引取り日を決めました。

 

引取りの日、ウサ子の白い骨は綺麗に並べられており、丁寧に 葬りって頂けた事がわかりました。

本当に背骨も細かい骨も姿のままに並べられていました。

骨壺に収まったウサ子ちゃんは再び我が家へ帰ってきたのでした。

 

民間業者での散骨にしなくて良かったと、小さな骨壺を眺めながら思いました。

 

行政でペット火葬をやってくれるところは多くないと思いますので、市川市にお住みでペットを飼われている方は、リンクを貼っておきますので、いつかの時のためひとつのご参考にされてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

元気満タンだった頃。