PHP新書からこの4月刊行されています。
著者は、長くアメリアにあって、国際的な場で活躍してこられた。
その交遊から国際的な視野にたって日本の課題を整理し、提案をしています。
マレーシアのマハティール元首相などからの分析も紹介しています。
先日、フェースブックで経済に明るい友人からYouTubeでの加治将一による
20分ほどの「日本は国内情報だけに依存していて自分の国の危機を知らない」
趣旨のプレゼンを聞いたばかりなので買いました。
最後に、日本への提案として介護分野でのボランティアについて書いています。
p246-248
この点に関しては、
私も昔ドイツの市民服役制度にヒントを得て提案しています。
その後、災害対策や国際協力を含む構想として、憲法改正まで進めるよう本ブログで提案しています。
「災害準備対策機関」(アメリカのJEMA)について(p242以降)では、
アメリカのコピーをすぐしてはどうか?と言っていますが、あまりに安易な発想で驚きました。
アメリカ、国際社会には詳しくても、日本の各地域の生活実感を踏まえない危うさがうかがえます。