今日午後、農学部農場付近。
【前史】
昨日、BS6で明治の歴史を見ていた。大日本帝国憲法(明治憲法。1889年)によって
近代国家と認められ、幕末に結んだ不平等条約も改正できた。
戦後結ばれた日本国憲法(昭和憲法、1946)を改めて見て、その第1条が天皇だと今さらながら気が付いた。明治憲法と同じです。
憲法改正の議論が俎上にあがっているようですが、いまだに現憲法のどこが問題なのかよくわからない。
明治憲法の場合、少なくとも2つの民間人による憲法草案が実際の憲法制定の随分前に議論されていた。
・植木枝盛らによる「東洋大日本国憲案」〈1881.明治14年〉
・千葉卓三郎による「日本帝国憲法」(五日市憲法草案。1881)
その内容には、昭和憲法に近いものがあるという。
【展開】
現在、急遽当面している新型コロナによる感染症の流行に対して、現在の政府ではなかなか対応しきれていない。そこには、現在の憲法が想定した政治体制では無理なものがあるようだ。
とりあえず、思ったのは、大都市圏への経済機能の集中と、地方自治体の重要性です。
かねてからの道州制も根本から見直す時期に来ている。
【新々憲法=令和憲法の骨格案】
細部の議論はこれからですが、第1章と第2章がポイント。
第1章 国際救助隊(自衛隊を発展的に解消する)
現在の第9条を冒頭に置く。
国防・国際協力とともに感染症対策・災害救助を担う。
第2章 新首都・都市圏・県(現在と同じ範囲)
・新首都を九州北部に置く(関西副都心案は古い)
関東圏・中部圏・関西圏を「道」(あるいは州)として、広域的に行う。
第3章 国民の権利義務
第4章 天皇・内閣などの統治機構
以下、経済政策・福祉政策・教育政策に関して、中央政府は大幅に権限を地方に譲る。
中央政府の省庁編成も大幅に変更される。
昨日午後、近所の中村公園で撮りました。